エゴかもしれないけど ページ41
A「あ、ならいいんですけど。
それじゃあ私はお風呂に、、、っと、その前に___キラーくんの手当てが先かな。」
私は、そう言ってキラーくんの元へゆっくりと近付く。
ナ「ほう、、?随分とお人好しだな、A。
そいつは仮にもお前みたいな奴を何百人と殺してきた殺人鬼だぞ。そんな残虐非道な化け物をお前のエゴだけで助けるのか?」
わざと言っているのだろうか?
まるで、私を試しているかの様な口ぶりだ。
いや、本当にそうなのかもしれない。
私は一回大きく深呼吸をしてから。ナイトメアさんをじいっと見つめた。
A「確かに私のエゴかもしれない。けど、やっぱりキラーくんは助けてあげたいです。
キラーくんが傷ついてるところは見たくないですもん。キラーくんにはいつもの元気な姿でいてもらわなくちゃ、私が変に落ち着かないですから。」
私がふふ、と困った笑い方をすると、ナイトメアさんは気に食わないように、鼻をフンと鳴らした。
A「ええっと、まずは救急箱ですよね。どこにあるんでしょうか?」
ナ「、、右の棚の上から3番目。」
少し不満気ではあるが、簡潔に教えてくれた。
私は、(私から見て)左の大きい棚の3段目から1つ、救急箱を取り出した。
その後、痛みで動けないで横たわっているキラーくんの元に直ぐに戻り、救急箱の中身を開けた。
消毒、カットバン、包帯、ガーゼ、湿布、三角巾、それとハサミ。
うん、必要な物は全部揃ってる。
キ「A、ちゃんッ、ごめ、」
キラーくんが無理に起き上がろうとしたので、私は少し力を入れて、無理やり寝かせた。
キラーくんはかなり痛みが強いのか、起き上がろうとする体には力がほとんど無かったのだ。
A「はいはい、喋らない、起き上がろうとしない。手当てが終わるまではじっとしてて。」
そう言って、私は包帯とガーゼを取り出した。
A「うわ〜っ、結構出血してるね、右腕。それに、足と顔もちょっと傷ついてる、、
よくこの怪我で起き上がろうとしたね、無茶し過ぎだよ。」
、、あれ?ふと思ったけど、出血っておかしいよね、骨なのに。
まあ、なんでもありな世界だし、もう何もツッコまないでおこう。
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時