シリアス雰囲気、ぶち壊し。 ページ40
うわぁ、ホラーから噂には聞いてたけど、いざ目の当たりにしてみると、、
確かに、こりゃホラーがクソタコ呼ばわりするわけだ。
ナ「おいおい、そこまで俺が憎いか。それとも、、俺から見放されるかもしれない、という恐怖と悲しみからか。全く、お前はいつからそんなに”ニンゲン”らしくなったんだ?」
人間らしくなった。それは人を毛嫌いしてるキラーくんにとっては屈辱的な言葉のはず。
確かナイトメアさんはネガティブで強くなる、だったか。
それじゃあ、この挑発もキラーくんからネガティブを摂るため。それだけの理由で、ここまでキラーくんのメンタルをボロボロにしているという事。
う〜ん、どこまで性悪なんだか。
ナ「まあいい、お前の処罰は後で考えといてやる。
それより、話を戻そうか。A、お前はどういう要件でここまでわざわざ足を運んだんだ?」
そう言って、ナイトメアさんはキラーくんを地面に下ろした。
地面に下ろしたと言うよりは、投げ捨てたと表現する方が適切かもしれないけれど。
ナ「それに、お前が1人でここに辿り着ける訳がない。
、、ホラーが同行したか?」
ナイトメアさんは、私を見据える様に質問を投げかける。
洞察力も鋭いとは。権力や強さだけじゃない。頭の良さも一級品か。
A「正解ですよ、ホラーに連れてきてもらったんです。それに、大した要件じゃないんですよ。
だって____お風呂に入りたかっただけなんですもん。」
私のその一言が、この場に張り詰めていた重たい空気を一気にぶち壊した。
ナイトメアさんは思わず
「はぁ?」
と間抜けらしい声を上げるし、キラーくんもキラーくんで、つい先程の痛みで苦しそうにしながらも私の事を呆然と見つめている。
キ「ゲホッ、ゴホッ、、え、ふっ、風呂?」
A「そう、お風呂。ホラーの家はシャワーが使えないから、ここでお風呂入るんだって。
だから、私もここで使わせてもらえないかなぁって思って。」
淡々として、私はそう言い終えた。
ナ「お前の精神力には感心させられるな、、、さっきの事があったばかりで”風呂”か、、」
ナイトメアさんは、ため息を大きくつきながら何かぼそっと呟いた。
その何かが、私にはよく聞こえなかったけど。
A「ん、何か言いましたか?すみません、よく聞こえなくて。」
ナ「いや、何でも無い。」
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時