目が覚めたらauが居た件につきまして。2

悍ましい光景 ページ38

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しばらくして、ホラーとパピルスさん、2人ともスパゲッティを完食した。






私は残したスパゲッティを冷蔵庫に入れた。本当はラップで包みたかったが、この家にはラップが存在しないらしい。




冷蔵庫の中身は、、まあ、すっからかんではあったものの、所々に血の様な、赤く濁った液体が所々に付着していた。










そんなこんなでやる事がすべて終わったので、私はリビングでだらーんとしているホラーに、







A「ねぇ、お風呂の場所、どこかな？」






と聞いた。






ホラーは、気怠げな、眠そうな口調でこう答えた。







ホ「あ〜、風呂か、、
俺はいっつもアジトに行って入ってんだよな。なんせ、この家は風呂のシャワーがぶっ壊れてるからな。それに、俺はスケルトンだから４日くらいは入んなくても別に汚くなんねぇし。」






風呂のシャワーがぶっ壊れてる、、それはなんとなく予想がついた。






そういう事だったので、私はホラーにアジトに連れて行ってもらった。パピルスさんには、近くの銭湯によってくる、と嘘をついて。





闇auのアジト付近に着いた時、何やらアジトの中が騒がしかった。誰か居るのだろうか？




他のメンバーは”仕事”があるので、アジトに出入りしていてもおかしくない。






私が気になってホラーに聞いてみると、







ホ「別にアジトがうるさいのはいつも通りだぞ？だから心配すんな。」







と、さも当たり前かの様な返事が返ってきた。








いや、いつもうるさいのは逆に心配になるんだけど。




、、まぁ、いいや。









ホラーは外で待ってる言うので、少し不安になりながらも、そーっと音をたてない様にアジトの玄関を開けた。











その瞬間、私が目にした光景は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿












なんとも悍ましいものだった。








黒くねっとりとした、触手の様なもので、誰かが＿＿＿＿後ろ姿からしてキラーくんだろうか。







首を強く絞め付けられている。その体は宙に浮いており、後ろ姿だけでも直視できないほど苦しそうな光景だ。






「お前がヘマをしたのはこれで3回目だ。次は無い、そう忠告した筈だが。」






声からしてナイトメアさんだろう。ドスの効いた声で、でも、どこか楽しんでいる様な口調でそう言っている。




一方、首を絞められている誰かは、もはや声すら上げることが出来ない様だ。



、、私、完全に来るタイミング間違えたなぁ。

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