正直な気持ち/誤字修正 ページ3
A「、、えっ?」
びっくりした。いきなりデートなんて言われるとは思ってなかった。
マ「いや、お前、図に乗り過ぎにも程があるだろ、、」
もはや、呆れ返って尊敬まで感じている様子だった。まあ、普通そうだよね。
キ「え〜っ?でもマーダーも内心嬉しいんじゃないの?だって大好きなAちゃんと一緒に買い物できるんだよ?」
マーダーさんは何も言わないで、ただため息をつくだけだった。あれ、「ニンゲンと一緒なんて嬉しいはずないだろ。」とか言うのかと思ったんだけど。
キ「ねぇ、マーダー、何さ、その反応。お前、流石に分かりやすすぎるんじゃない?」
マ「っ、はあ?お前何言って、、」
キ「だってさ、他のニンゲンと比べて対応が違いすぎるじゃん。ボスから命令されてたとしても、さっきAの存在が分かった時点でいつものお前ならとっくに逃げてるはずなんだけどな〜?」
最後に、大のニンゲン嫌いだしね。という言葉を付け加えて、キラーくんはニヤニヤしながらマーダーさんを見つめていた。
キ「ねぇ、もうそろそろ正直になってもいいんじゃない?自分の気持ちに嘘ついたっていい事ないよ〜?」
君達男子中学生か。とツッコミをいれたくなったけど、我慢。
それより、今話した事の意味が分からない程馬鹿な私じゃない。つまりマーダーさん、私の事が__
ホ「おい、お前ら、腹減ったから早くしてくれないか?」
唐突にホラーが萎んだ声で言った。よかった。このまま永遠に話聞かされるのかと思った。
しかも、さっきクロスさんと一緒に買った重い荷物、ずっと持ち続けてるせいで腕が少し疲れてきちゃってるし、急ぎたい。
A「そうだね。時間がなくなっちゃう。2人とも。早く行こう。」
キラーくんはちぇ、と言ってマーダーさんから離れた。
マ「ああ、それもそうだな。」
そう言って、マーダーさんは手を差し出してきた。私は戸惑いもありながら、嬉しさを感じていた。前なら触れるどころか話しかけてさえくれなかった彼が、今は手を差し出してくれている。
マ「ん。ほら、早く掴めよ。」
唖然としている私に、マーダーさんは素っ気なく言った。これは彼なりの優しさなのだろうか。
A「、、ふふ、はい。」
私は急ぎ気味でマーダーさんの手を掴んだ。
マ「、、じゃあお前ら、こいつは貰っていくぜ。俺達がどこにいるのか当ててみるんだな。」
キ「っ、はぁ!?テメェ、ちょっと待、」
そんな声も届かず、私達はそこから姿を消した。
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時