恐怖の尋問 ページ18
A「ごめんなさい。貴方の姿をどこかで見た事ある様な気がして。たしか、貴方の名前はハニー、さんでしたよね。動画か何かでチラっと見た記憶があるんです。」
私がサラッとそれを言い終えた瞬間、ハニーさんの顔はますます険悪になった。あれ、これは大丈夫だと思ったんだけど。
ハニ「なるほど、やっぱりただのニンゲンじゃ無さそうだな。アンタ、playerかい?」
player?確かに動画とか画像でみた事はあるけど、ゲームをプレイした事はないな。
ホ「お、おい、お前もうちょっと言葉選べよ、、あんな事言ったらどんな反応されるか分かるだろ、、」
ホラーは、私が何かまずい事でも言ったように、おどおどした口調で囁いてきた。
A「え、そうなんだ。私普通の事言ってると思ったんだけどなぁ。」
それに、私も出来るだけ小声で答えた。ああ、でも前言撤回。普通の事は言ってないよね。
ハニ「そこでコソコソなに話してんだ?もっとフランクに話そうぜ。」
いや、そんな事言ってる割にはハニーさんからかなりの量の殺気が放たれてるけど、、
A「そんな事ないですよ。それより、私はplayerじゃありません。さっきも言った通り、ただ動画で見た事があるだけで。ゲームの話をしてるなら一回もプレイした事ありませんし。」
私がそう言うと、何故かハニーさんは少し安心した様で、殺気が少し弱まった。少し。
でも、ゲームをプレイしてるかプレイしてないかでここまで変わるものなの?そこまで大差ない様に思うけど。
ハニ「そうか。まだ疑問は残るが、、、いや、それは後でだ。質問を変えよう。アンタは何でそいつと一緒に行動してたんだ?」
いや、質問と言うより尋問の方が正解な気がするんだけど。
そいつ。それ、ホラーの事だよね。ん〜、これにはどう答えよう。正直に答えようかな。
A「それは、ホラーが友達だから、です。」
それを言うと、ハニーさんがまたもや怪訝そうな顔つきになった。
A「待ってください。友達だからと言って、ホラーがこの世界に来てやった事は初めて聞きましたし、その行いを庇おうとは思えません。寧ろ許し難い行為だと、私はそう思っています。」
ホラーに対して辛辣になっちゃうけど、ごめんね。一応本心だし。うん。
ハニーさんは疑う様に私をしばらくじっと見つめていたが、やっと信じてくれた様で少し優しい顔つきになっていた。
ハニ「へへ、そうかい。それじゃ、最後の質問だ。アンタらは何で今日ここに来たんだい?」
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時