目が覚めたらauが居た件につきまして。2

出かけ場所の”名前“は/誤字修正 ページ15

A「うん、そうしようか。でも、このまま行くのは不味くない？もしその場所に誰かいたら、、」

ホ「あ〜？そんなめんどい事考えなくていいだろ！」

いやいや。そういう事じゃないんだよ、ホラー。なんでそういうところは鈍感なんだ。

A「、、もしこのままの体制で行ったら友達辞めるからね。」

これは奥の手。ちょっと酷いけど許してね。だってそうしないと止まらないから。

ホ「分かった分かった、普通にしてりゃいいんだろ。ほらよ。」

流石に観念してくれたらしい。私の襟元を掴んでいたホラーの右腕は、私の袖元に正されていた。前まで手だったのになぁ、やっぱりさっき私の言葉が響いちゃったか。

A「あ、そういえば、“ほらよ”って自分の名前と掛け合わせた駄洒落？面白いね。」

ホ「お前、、ホントに思ってんのか？どっかのソウルレス野郎みたいだぞ。」

ソウルレス野郎が誰かは分からないけど、確かに今のは機械的すぎたね。感情無しみたいになっちゃった。反省。

A「思ってるよ。それより、早く行こう。」

ホ「ん、、そうだな。」

その後、しっかり掴んどけよ、とホラーはちゃんと言ってくれた。やっぱりお兄ちゃんはお兄ちゃんだ。私に本当に兄ができたみたい。

そんな思考に没頭していると、いつの間にか目の前の景色が変わっていた。相変わらず早い。


え、ちょっと待って。ここって、、

A「ここ、外の世界、だよね、、」

そうだ。私が目を開くと、日光の眩い光がまず最初に、その次に何十もの高層ビルが目に映ったのだ。1日中日光に当たっていなかったので、私はその強烈な光に目をやられてしまった。

ホ「そうだぜ、おっと、お前、もしかして知らなかったのか？」


知らなかった訳ではなかった。
ただ、ちょっとうっかりしてた。ここはauの世界なんだ。そもそもの世界が違うから、そこが外の世界でも何ら違和感はないんだ。
“undertale”は地下のお話だから、もう地上に出た後のお話か、最初から地上が舞台のお話なのかも。

A「いや、忘れてただけ。それより、ここが地上って事は、ここは原作の”undertale“が地上に出た後の世界なの？」

ホ「はは、知ってたのか。惜しいな。地上に出た後の世界なのはビンゴだ。ただ、ここは“undertale”じゃねぇ。ここは、、」

ホラーは一回溜めて、それからまた言葉を続けた。



ホ「“underswap”だ。」

誰？→←笑っちゃいそう

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