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飛んできたナイフを、私は咄嗟にかわした。前から反射神経は抜群なのである。それより、危なかった。あと少しでも反応が遅れてたら顔面にナイフが突き刺さるところだった。
予想通り、ナイフを飛ばしてきた人物の正体はキラーくんだった。やはり野蛮だ。
キ「あ、なんだ!Aちゃんだったんだね〜?他のニンゲンかと思っちゃったよ!」
ごめんごめん、と可愛く言ってくるキラーくん。ごめんで済まされる問題なのか。まあ私は無事だしいっか。
ホ「おま、、さっきのよく避けられたな、、」
感心しているのか、はたまた引いているのか。そんな声色で聞いてきた。
A「まあね。そんな事より、今日は__」
ホ「俺たちはお前らに用事があってきたんだ。今日はお前だけか?」
私の言葉にホラーが被せた。私にも言わせてよ。
キ「いや、幻覚くんもちゃんといるよ?ほら、あそこだよ。」
そう言ってキラーくんは真後ろの方角を指さした。本当だ。マーダーさんがこっちに向かってきてる。
マ「おい、キラー。始末したか?__ああ、なんだ、お前らか。」
マーダーさんは極力キラーくんの近くに行きたくないのか、随分キラーくんと距離が離れていた。
キ「そうそう、間違えて殺.しちゃうところだったよ!危なかった〜。」
間違えて殺.しちゃうところだったなんて言葉、普段だったら絶対に聞くことのない言葉だろうな。
キ「それで、用事があって来たんだよね。てか、どうせあれでしょ?」
あれ?キラーくんはもう知ってるのかな。
ホ「ああ、そうだ。て事で、金くれ。」
うわ〜直球。正直すぎないか。
マ「はぁ、またかよ。で、今度はいくらだ?」
また、、常習犯か。
ホラーは小声で私に
「ホットドッグ買う値段っていくらぐらいなんだ?」
と聞いてきた。
A「ん〜、私はここの世界の物の値段がいくらぐらいなのか知らないし、キラーくん達に聞かないとわからないよ。」
ホラーは「まじか、、」という顔で私を見つめてきた。ちょっと可愛い。
キ「お前ら、何コソコソ話してんの?僕達に言えない事でもあんの?」
A「あ〜、そういう事じゃなくてね。えっと、、ねぇ、私達の買い物に着いてきてくれないかな?」
私は思い切ってそう言った。多分顔には出ていないが。
キラーくんは喜んでいるのか、顔をぱっと輝かせた。
キ「え、それってさ、つまり、、」
つまり?なんだろう。
キ「それってつまり、Aちゃんとデートできるって事だよね!?」
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星。(プロフ) - 紅奈虹夢さん» いや〜んありがとうございますんとにモチベ上がります🥹💙ネイル!可愛いですよねぇ、絵師様の力量がカンストしてます…… (2023年2月22日 19時) (レス) id: c3d82bdf08 (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢(プロフ) - 一気読みしました。面白い、、、、、ホラーが可愛いネイルかっこいい (2023年2月20日 13時) (レス) @page50 id: 57d6b15c0e (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - J mikanさん» ああああみかんさん!?!?!?!?!?!?!?やったああああ戻ってらっしゃったんですね!?!?!?!? (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
星。(プロフ) - 餅丸。さん» 可愛い闇えゆしかかけなくて、、、、しょうがないじゃないみんな可愛いホラたやみたいでしょ、、、 (2023年2月4日 14時) (レス) id: 0ddcbb227a (このIDを非表示/違反報告)
J mikan - あれ、?僕がちょっと詰んでた間になんかパート2にすすんでらっしゃるのですg((((殴 (2023年2月1日 17時) (レス) id: aeb55dd106 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:星。 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/meiri0509/
作成日時:2022年12月21日 19時