捩目山合宿。2 ページ29
中也「( ㅍ_ㅍ)ジー」
太宰『…何?』
中也「何で昔の自分のコスプレしてんのかなって思って」
太宰『否してないからね。普通に怪我してるだけだから』
中也「へー…手前何で女なんだ?」
太宰『知らないよ』
中也「あっそ…相当女に恨まれてるんだな…」
太宰『皆それ云うんだよね』
中也「そうか」
太宰『…。』
中也「…。」
太宰『本当に中也なの…?』
中也「五月蝿ェ!!!一気に色々あり過ぎて混乱してんだよ!」
太宰『ねぇ中也』
中也「何だよ青鯖」
太宰『何で蛞蝓の妖怪にならなかったの?』
中也「知るか!!!?っつーか手前全然普通の質問してこねぇな!?…あ…もしかして…頭やられちまったのか…?」
太宰『失礼だなぁ…何処に敵が居るか分からないからね…色々核心的な質問は今度にするよ。』
中也「敵?」
太宰『あ、これだけ今聞いておこう。中也…君何時ここに来たの?』
中也「半年位前だよ。手前とは半年前に会ったっきりだ」
太宰『そう…』
と云う事は私と中也では時間の流れに差があるのか…?
そもそも何故此処に中也が居るのかさえまだ聞けてないし…
太宰『取り敢えずゆらちゃん達の所まで帰らないと…』
中也「ゆら?誰だそれ」
太宰『人間の子だよ。』
中也「手前真逆…」
太宰『同級生なんだよ…って流石に子供に手を出てないからね?』
中也「…(・д・)チッ」
太宰『一寸今舌打ちした?』
中也「…別に?」
太宰『…。』
その時1匹の鴉が私の肩にとまった。
鴉天狗の所の鴉だ
足に文が巻き付けられてある。
太宰『何だろう…っ!?』
中也「如何した?」
太宰『中也牛鬼さんの居る所分かる?』
中也「嗚呼。1回挨拶に行ったから分かるぞ」
太宰『今すぐ案内して!!!』
中也「はぁ!?」
太宰『いいから早くして!!!』
中也「分かった…でも人間の足じゃかなり時間かかるぞ?」
太宰『分かってる!』
そう云って変化を解く。
中也「狐!!?って云うか手前妖怪だったのか!?」
太宰『後で質問には答えるから!早く案内してよ!!!』
中也「…着いてこい!」
ー山頂付近ー
中也「あの建物だ!!!」
太宰『リクオ君っ!!!』
リクオ「太宰?」
太宰『怪我は…してるけど重症じゃないね。牛鬼さんは?』
リクオ「あっちで寝てるよ」
太宰『良かった…』
中也「…誰だ此奴?」
太宰『今私がいる組の若頭だよ』
中也「ふーん…」
リクオ「え、あの太宰…誰!?」
太宰「蛞蝓」
リクオ「へ、へぇー」
中也「そんな訳ねェだろ!?!!」
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迷い人 - あと、質問で太宰さんはぬらりひょんの孫の世界に来てから自殺方法(入水、首つり......etc)試してるんですか? (2019年8月1日 14時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
迷い人 - すごく面白かったです!!こういう話好きなので、更新がんばってください!太宰さんの黒の時代をもっと出してほしいです。 (2019年8月1日 14時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)
大阪 - 更新キター! (2019年6月26日 23時) (レス) id: 513b666ef4 (このIDを非表示/違反報告)
彩菜(プロフ) - 面白かったです!!更新頑張ってください ファイトーです (2019年6月25日 19時) (レス) id: ad2d5320e9 (このIDを非表示/違反報告)
もったん☆(プロフ) - ありがとうございますっっっ!!!頑張ります! (2018年11月22日 18時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
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