第十話 ページ11
早く寝たいと言う思いで胸をいっぱいにしながら歩いていると誰かにぶつかった
伊「あ、すみませ、ん(ぶつかった…?危険区域で…?)」
迅「やっほー!」
伊「!?迅さん!?」
迅「そうでーす。実力はエリートでーす。ぼんち揚食う?」
伊「何のようですか。今すっごい寝たいんですけど。ぼんち揚はいらないです」
迅「いや、すぐに終わるよ。今夜のことでちょっとね」
伊「!…何ですか。手伝えとか言うんですか」
迅「んー…まあ手伝うことになるのかな?」
伊「?なんか歯切れ悪いですね」
迅「俺は遊真をボーダーに入隊させるために風刃を本部に渡す」
伊「!!あれを?争奪戦であそこまで欲しがった風刃なのに」
迅「そ。だから取引に行く時に一緒についてきてほしいってわけ!」
伊「嫌って言ったら?」
迅「100%戦ってるね。太刀川さん達側か俺側で」
伊「はぁ…そんぐらい別にいいですよ。その言い方だと戦闘には出なくていいってことですよね」
迅「うん。ほんとは出てほしいんだけど、出ないほうが取引がうまく行くっぽいんだよね。だから嵐山隊にお願いすることにした」
伊「そーですか。で、いつ行けばいいんですか」
迅「俺が連絡したらすぐ来れるように準備しといて〜まあ、夜まで呼ばないと思うから寝てていいよ。俺来てなかったら警戒区域で寝てる未来あったから気をつけろよ〜」
伊「あ、やっぱり寝てました?来てくれてありがとうございました」
迅「いやいや、こっちこそよろしく」
伊「はい、また後で」
迅「お〜じゃあな〜」
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作者名:くさったたまご | 作成日時:2022年9月5日 6時