【第6話】 ページ9
あっ、とさとちゃんが何か思いついたように声を出した。
さ「なら、学籍がある生徒として入ればいいんだよ。」
な「と言うと?」
さ「転校生として、Aちゃんの学校に侵入すんだよ。」
さとちゃんはそう言ってニヤッと笑った。
る「確かにそれならいいかもですね!」
るぅと君の言葉に、うんうんと数人が頷く。
ジ「え、でもどうするん?年齢的にも正式に入学するとか無理やろ。」
ジェル君の疑問に、さとちゃんはふふん、とどこか自慢げに笑い、
さ「田中さんに頼めばお手の物だろ。」
と得意げに言った。
それにジェル君も納得したようで、あーね、と笑った。
田中さん、というのは、言わばな組の事をお手伝いしてくれている人の事だ。
例えば、俺達の事を依頼現場まで送ってくれたり、迎えに来てくれたり、外からの情報や依頼を持ってきてくれたりもする。
表社会と裏社会を行き来しているような人で、俺達にとって非常に頼れる存在であった。
な「じゅあ、決まりだね。」
俺の言葉に、全員が深く頷いた。
皆、強い意志の宿った目をしていた。
絶対に成功させなきゃ。
俺は、そう心に強く誓った。
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くりボッチ - 続き気になるので頑張ってください!!無理しないでくださいねヽ(´ー` )ノ (2021年8月2日 19時) (レス) id: 7d59f0ef3f (このIDを非表示/違反報告)
赤猫君。(プロフ) - ひなさん» 続き気になる...更新楽しみにしてますよ!!!応援します! (2019年10月13日 22時) (レス) id: 8740c32d82 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - すごい面白いですね 次の更新も楽しみに待っています (2019年9月16日 21時) (レス) id: 8a1a177507 (このIDを非表示/違反報告)
運子 - 何でこんなに面白いんですか?え?何で?何でだよオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙。。。スイマセン (2019年7月30日 0時) (レス) id: 794c83e2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん丸 - え????おもろい( ゚д゚)更新がんばってくださぁぁぁぁぁぁぁぁぁい! (2019年7月26日 18時) (レス) id: bd2dd5a67e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひな | 作成日時:2019年4月22日 16時