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彼女の一言が耳に残ってたはずなのに忘れてしまった 黒side ページ24
目の前を見ると、真っ赤な顔で
ぐいっとグラスを開けた彼女の姿。
「えっ………それ、俺のお酒ですけど大丈夫ですか？
わりとキツいやつ」
岩本くんの言葉に、彼女がふらっとしたのを見て、
急いで回り込んで抱きとめる。
「だめ……かも……」
そう言って、さらに顔を真っ赤にした彼女が
別の意味でも真っ赤になって。
「目黒のせいだな」
と岩本くんには注意されてしまった。
編集さんが用事で席を外したのをいいことに
話足りないこともあって、
半ば強引に連絡先を交換しておいた。
その日はお開きとなったけど。
「大丈夫………なのかな……」
と彼女が呟いていたのが印象に残って。
ふっかさんにも
その事を教えてあげようかなって言ったら、
岩本くんが
俺から機会を伺って言うから黙っておいて
と言われてしまったけれど。
俺はAさんと話して
面白かったからそんなことは
すぐに忘れてしまっていた。
きっとこれは恋じゃない 桃side→←天然タラシの伏兵がいました 黒side
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ひな(プロフ) - きらさん» きらさん、教えて下さりありがとうございます！スマホで更新した際に触れてしまったようです。解除しました！ (2023年2月3日 11時) (
レス) id: d3c82ded38 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - オリ.フラ立ってますよ！違反報告されてしまう前に解除お願いします (2023年2月3日 10時) (レス) id: 0df082814a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2023年2月1日 17時
