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続き ページ23

「だから…もっと色んな銀さんを、見せて下さい。」

微笑んだ新八が言う。

その手には、



やけにはりの長い注射器があった。

手が後ろに縛られている俺では逃げられない。

御丁寧に足枷もついている。

新八は微笑み、「大丈夫ですよ。銀さん。最初は痛いかもですが…後からそんな事、気にならなくなりますから。」

そういった途端、縄をほどかれ、腕が解放されたが片方の腕を掴まれ、注射器を血管の辺りに刺された。

「いっ…つ…あ…。」

痛い。痛い。痛い。

脳内が助けを求める。

恐らく、血を抜き取っているのだろう。

「ありがとうございます。ふふっ。銀さんの血、凄く赤いですね。まるで銀さんの目の色です。」

大分抜き取られた気がする。貧血で目眩がする。

「とても…甘そうです。」

新八は俺の腕から流れた血を舐めた。

「ん…。」

訳も分からずやられるがまま。

「あはは。スッゴク甘い。まるで砂糖ですね。」

狂ってる。そう思った。

普通の其処らのモブとかならぶっ飛ばすところだが、新八となるとそうはいかない。

なら、どうすればいい?

…?わからない。

頭がボーッとする。

貧血の性だろうか。

「目が虚ろですね。本当にいつも以上に〇んでますよ。醒まさせてあげます。」

パァン!!

新八は俺の頬を叩いた。

「…。痛い。」

そうとしか言えなかった。血は包帯を巻かれた物の、未だ頭はボーッとしたままだ。

「ふふっ。…僕だけです。こんな事していいのは。僕だけ。そう。僕だけ。」

いよいよ体がぐらついてきた。

「おっと。…弱ってる銀さん…。僕の性で弱ってる銀さん…。僕だけの銀さん。ふふっ。あははっ。」

何を言っているのかすらもわからない。

顔すらもわからない。

視界が霞んでいく。

「まだ寝ないで下さい。そうだ。これ。血です。抜きすぎちゃいましたしね。輸血します。ごめんなさい。」

「…なぁ。」

「はい。何ですか?銀さん。」

「その…え?誰の血?そんなの関係ないですよ。だって僕の血ですもん。」

作中

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赤珠(仮) - 天さん» 告白ぅ!?←はぁ? ありがとうございます!! (2018年8月21日 21時) (レス) id: 274f6fc7d9 (このIDを非表示/違反報告)
- こんにちは、初見です。好きです(唐突) (2018年8月21日 12時) (レス) id: 37693eaa1b (このIDを非表示/違反報告)
ドットコム(プロフ) - 赤珠(仮)さん» 取り合えずしたよ。「玉と点」ってヤツ (2018年8月21日 9時) (レス) id: e6a479853a (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(仮) - ドットコムさん» ありがとうー (2018年8月21日 9時) (レス) id: 1a1fb9156b (このIDを非表示/違反報告)
ドットコム(プロフ) - 赤珠(仮)さん» やってみる〜 (2018年8月21日 9時) (レス) id: e6a479853a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤珠(元 チョコうさ。) | 作者ホームページ:http://flower1218  
作成日時:2018年7月31日 11時

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