【文スト】あの電子音に文豪達を。【ボカロ】

~九時間目~ 仲直りの時間 ページ48

中「先生、嫌いですよ。生徒とは違った関係。」

その姿は、紛れも無い“中也君”だった。

生徒達「賛成！！」

生徒達は、ただ肯定する。

私は…。私は…。

太「…。個人票で、君の負けだ。」

どうすればいい。

中「おい。先生。思い出せよ。未提出の胸の歪。」

そう言って、“中也君”は、私の心臓をコツンと突いた。

中「俺と、解かねえか。」

嗚呼。つくづく君は、“あの子”に似ているよ。

生徒達(中也君を含める)『『『先生！！お帰り！！/なさい！！』』』

…。私はこんなにも、愛されていたんだね。生徒達にも、中也君にも、


…。文也にも。



中也君は私に、此れまで見たことがないくらいの満面の笑みで腰に手を当て、ピースサインをした。

また、笑える。

笑えるんだ。

昔みたいに、ね。

太「ありがとう…。皆…。そして…



“中也”。」

ポケットの中に入っていた、【ルービックキューブ】は、まるで思い出を物語るように、

“全て揃っていた。”
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
はい。所々思い当たるかとは思いますが、突っ込まないようにお願いします。←おい

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