【文スト】あの電子音に文豪達を。【ボカロ】

~四時間目~ 失態感の時間 ページ43

〜中原 side〜

彼奴は俺の事、ガキのまんまだって言うけど、彼奴と俺、背丈もそう変わらねぇぜ(？)

一応恋愛だってしてるし、大人だかんな…。



多分。
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〜太宰 side〜

強がりばっか、並べてんなって。ツギハギなのバレバレ。

大人なんだよ。私は。程々の距離をいい加減理解しなよ。ね？

太「先生のこと好きですかー。」

また私はこの問いを生徒に押し付ける。

そんな自分が一番嫌になってくる。

既に嫌になっていると思うが。

生徒達「はーいはいはいはーいはい」

ほら。やっぱり、“あの子”だけは、手を挙げない。
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〜中原 side〜

手をあげられないねぇよ。

そんな仮面を被った上っ面だけじゃ。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
〜太宰 side〜

中「先生、嫌いですよ。友達とは違う関係。」

またこのやりとり。もういい加減うんざりしてきたよ。

生徒達「賛成！！」

太「多数決でまた、君の勝ちだよ。」

中「先生、偉いんですか？」

太「未提出の宿題を私と解かないかい？昔みたいにね？」

もう、私は何なんだろう。

~五時間目~ 太宰の心情の時間→←~三時間目~ 先生という仮面の時間

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