Story.32 ページ36
今日は朝からいちごちゃんのことを避けるようにしてる。
いちごちゃん、どう思ってるんだろう?
もし傷ついてるならごめんね。
ルミ「Aちゃん。」
「どうしたの?」
ルミ「いちごちゃんとなにがあったんや?」
「えっ?」
ルミ「朝からずっと避けてるやろ?うちが気付いてないとでも思ってた?」
「ごめん、ルミちゃんには話せない。」
ルミ「別にうちには話さんでもええ。けど、いちごちゃんには話してあげなあかんよ。いちごち
ゃん、結構ショック受けてるみたいやったし。」
「…ちゃんと理由があってしてることなの。だからこのことは気にしないで。じゃあ、行くね。」
ルミ「待って!ほんまにそれでええの?」
「えっ?」
ルミ「ずっと避けたままでええの?」
「ずっとなのかはわからない。けど、これでいいと思ってる。だからこれ以上このことに関しては
関わらないで。」
.
ホイップ「A、本当にこれがあなたのためなの?」
「えっ?」
ホイップ「私は天野いちごのことは嫌いよ。けど、天野いちごといるAは楽しそうだったわ。
こんなことをして、気持ちの整理はつくの?」
「わかんない。わかんないよ、これが正しいのかなんて。けど、もう決めたことだから。」
ホイップ「…そう。ただ、後悔だけはしないように。あなたは1ヶ月後にはパリに行くのよ?そう
したらしばらく天野いちごとは会えないじゃない。」
「それもちゃんとわかってる。」
ホイップ「ならいいわ。」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時