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Story.28 ページ31

いちご「お待たせしました〜!」

中島「遅かったじゃない。もう来ないかと思ったわ。」

樫野「お前ら!」

佐山「天野さん、早くりんごちゃんのケーキ出してあげなさいよ。」

中島「みんな待ってるわよ。」



幼稚園児の前でこんなやりとりはやめようよ。

中島さんたち、そんなにいちごちゃんが気に入らないの?

いい子だし、かげですごい努力してるのに…。



いちご「りんごちゃん、お待たせしてごめんね。

ハッピーバースデー、りんごちゃん!」


なんか、いちごちゃんがいろいろやってる笑

腹話術とか言ってるけど、正直苦笑いしかできない…。

でも、いちごちゃんすごいな。

いちごちゃんのケーキには物語がある。

そのケーキをみてりんごちゃんはみんなと仲良くなれた。

本当にすごい。




「(小声) ホイップも参加すればよかったのに〜。」

ホイップ「私があんなくだらないことに参加するわけないでしょう。」

「(小声) そんなこと言ってるとみんなと仲良くなれないよ?」

ホイップ「あんな実力ないスピリッツたちと仲良くなるつもりはないわ。」

「(小声) そう?まあ、別にいいけど。」

ホイップ「それよりも、天野いちご。彼女はすごい才能を秘めているわね。彼女に技術が身につい

たら、Aよりもすごいパティシエールになるんじゃないかしら?」

「(小声) そうだよね…。私はいちごちゃんに抜かされたくない。」

ホイップ「A。」

「(小声) 私は才能なんか全くなくて、努力をたくさんしてきて、今の場所にいる。なのに数ヶ月で

あのミルクレープからこんな上達するなんて…。いちごちゃんが努力しているのは知ってるよ?

けど、ずるいよ…。」

ホイップ「A、落ち着きなさい。今言っていたのがあなたの本音なのね。」

「私、性格悪いから。先帰ろうかな。」



『もしもし、田中?いまぴよぴよ幼稚園ってところにいるんだけど、その近くにうちの車ない?聖

マリーまで送ってほしいんだ。』

田中『すぐ近くに一台います。5分ほどで到着すると思います。」

『わかった。待ってるね。』


冷静にならないと。

こんなんじゃパティシエとして失格だよ。

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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時

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