Story.9 ページ11
今日のいちごちゃんは授業でいろいろ失敗しちゃったみたい。
いちご「はぁ。私って本当にダメダメだ…。」
ルミ「あんまり気にせんほうがええやん。そんな日もあるって。な、Aちゃん?」
「…。」
ルミ「Aちゃん?」
「あっ、ごめんごめん。誰にだって失敗はあるって。」
いちご「Aちゃんはなにか失敗したことある?」
「え〜っと。ない、かも…。」
いちご「やっぱり。今日も先生から褒められてたし。いいな〜。」
ルミ「まあ、Aちゃんが特別なだけや。」
いちご「そうかな?」
ルミ「それよりな、」
いちご「…はっ」
「いちごちゃん?聞いてる?」
ルミ「どないしたん?」
いちご「あっ、ごめん。なに?」
ルミ「だから、次の花道の授業、先生はなんと花房くんのお母さんなんよ!」
いちご「えっ!そうなんだ!」
.
.
花房母「みなさんはスイーツを作るとき、どんなことを考えていますか?」
う〜ん、私は…。
なんだろう…?
昔、アンリ先生から教えてもらった記憶が…。
なんだったけ?大事なことなのに。
いちご「作る人も楽しくて、食べる人も喜んでくれたらいいな〜って。あっ。」
花房母「そうですよね。お花も同じです。あなたたちが楽しくいければ、花はいきいきと輝いて、
みる人たちに喜んでもらえるんですよ。」
アンリ先生も似たようなこと言ってたな…。
花房母「だから上手いとか下手とかにこだわらず、楽しくお花をいけましょう。」
「「「「はい!」」」」
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マナ(プロフ) - 質問いいですか? (2020年12月18日 10時) (レス) id: 7b57897ee4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひーちゃん | 作成日時:2017年10月31日 14時