1等星の涙 ページ9
えっと思って見つめると
いつのまにか
もとの顔に戻っていた。
なんだ、見間違えかな?
裕太「そっ..か..」
裕太「気持ちは伝えないの?」
首をかしげて聞いてくるタマに
私は首を横にふる。
だってヒロにこんな気持ち伝えたら迷惑でしょ?
この3人の関係を壊してしまいそうで...
私は気持ちに蓋をした。
裕太「飲み終わったら帰ってよ」
なんだかいつもより冷たいタマに
今度は私が首をかしげながら帰った。
外に出ると極寒で
「さむっ」
思わず呟いた。
上を見上げると1等星が輝いていた。
涙で滲んでうまく見えないよ。
ねぇヒロ。
この時に気持ち伝えてたら
未来は変わりましたか?
11人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひなた | 作成日時:2019年1月1日 23時