ドキドキ ページ7
「ねー弾いてよいつもの‼」
ヒロの机の隣に
腰を下ろしながら言った。
宏光「えー、どうしよっかな」
ニヤニヤしてるヒロをギロっと睨む。
宏光「わーたよ。弾くよ?」
そう言って手にしたギター。
ヒロが足を組むと同時に
部屋に響くヒロの声。
甘くて、それなのにどこか切なくて。
宏光「おいっ、涙が」
ヒロのびっくりした顔。
「へっ?えっ、なみだ?」
気づかないうちに
頬に涙がつたっていたみたい。
グイっ
宏光「おまえなー」
って笑いながら親指で涙を
ぬぐってくれた。
その距離が近すぎて
思わずしりもちをついてしまう。
みるみるうちに顔が赤くなってくのがわかる。
えっ、あっどうしよう。
ヒロの顔が見れない。
なんで私、
ドキドキしてるんだろう。
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作者名:ひなた | 作成日時:2019年1月1日 23時