真っ赤 ページ40
「元気になって良かった」
だっていつまでも落ち込んでいるタマは
タマらしくないから。
タマは前を向いて話し始めた。
裕太「Aの応援聞こえたよ笑」
「その節は..すいませんでした...」
裕太「ここで終わっていいのー?って笑」
改めて言われると恥ずかしすぎる。
あの時の自分はどうかしてて
いつの間にか、立って叫んでた。
戻れることなら...
裕太「...でも、Aらしいよね。」
「えっ?」
裕太「すごい一生懸命なところ。
なんかそんな姿みてると愛おしいって思っちゃう」
なにこれ。
タマの激甘な発言。
ふにゃ〜って顔してるのに発言は
いつも男らしい。
きっと耳まで真っ赤な私。
よく見るとタマの耳も真っ赤。
もっとよく見ると首まで赤くなってて。
言った後に
猛烈に恥ずかしいこと言ったって
気づいたみたい。
裕太「ごめん、、今の忘れてくれ...!」
そう言いながら慌てて立ち上がった 瞬間
彼のお尻に当たり
彼のカバンが椅子から落ちた。
カタッという音と共に
カバンから出たもう1つの弁当箱。
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作者名:ひなた | 作成日時:2019年1月1日 23時