13年後の約束 ページ4
「手紙かこうよ」
宏光「えー恥ずかしいよ」
宏光「まじやだ」
ヒロは最後まで拒否し続けた。
「ヒロのバカ、アホ、カス、おたんこなす
宏光「わーたよ、書けばいいだろ？」
そう言って書きはじめた。
いざ書き始めると誰よりも真剣なヒロ。
「誰よりも楽しそうじゃん。ねータマ？」
裕太「ねー。笑ミツそういうところあるから」
そうやって2人して微笑みあった。
「よし‼じゃあ13年後。私たちが20歳の時に
ここに集まろうね」
裕太「13年後？A覚えてられるの？」
「だ、大丈夫‼それよりヒロじゃない？」
宏光「ばっ、おまえ俺記憶力は
良い方だぞ？」
ヒロが焦ったように言うから
やけに面白くて。
この辺りで1番大きな桜の木の下に
私たちの夢を埋めた。
けれど13年経った今
私の隣にヒロはいません。
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作者名：ひなた | 作成日時：2019年1月1日 23時
