溶けそう【山田一郎】

溶けそう２７ ページ28

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「A！CD発売おめでとう。」


一郎くんがケーキと持って私の家に突撃してきた。


「最近メディアの出演で疲れたろ？今日はゆっくり休もうぜ。」

『一郎くん、ありがとう。では甘えて…』


あっ、私の好きないちごケーキだ
一郎くんよくわかってるな〜、いちごパフェあんだけ食べてたらわかるか……



『ん〜！おいひぃ〜！癒される……』

最近甘いものを口にしてこなかったので、このケーキがすごく美味しく感じた

「そうやってAが美味しそうに食べてるの可愛いからずっと見てたいな」


………不意打ちすぎる、いちごみたいに顔が赤くなりそう


「めっちゃ顔赤いな。そういうところも可愛いけど」


そう言って一郎くんは私の顔に手を添える
綺麗な顔がだんだん近づいてくる
いくら恋愛経験が無かった私でも一郎くんが何をしようとしているのかわかる



「………怖いか？」


『え…？』


「いや、震えてるからさ」


いや確かに震えてるけども！これは緊張してるだけで……


『や、やめないで、ください。緊張してるだけなので……』


「俺にキスして欲しい？」



『うんっ、』



「A、ちょー可愛い」


フッと笑った一郎くんは私の唇に自分の唇を重ねた
ぎこちないキス、触れるだけのキス

だけど私には充分だった



「あ〜〜！！俺もう我慢出来ねー！！」

そう言って一郎くんは頭をガシガシする


「A、怖かったら俺をつき飛ばせよ」


一郎くんが男の目に変わる

触れるだけのキスではなくて、深くて甘いキスをしてくる。私には甘すぎて溶けてしまいそうで、目がチカチカする。
脳が完全に溶ける。腰がガクガクしてきてしまって後ろに倒れそうになるところを、一郎くんがホールドして支えてくれる。


「………ベッドいくぞ」


耳元で囁いてくる

私の心と脳は完全に一郎くんに支配されている





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久しぶりですみんな！作者です！
一気に話更新しました！よろしく！
関連作品ランキング(？)みたいなの1位取ってました、ありがとうみんな！私は嬉しいよ！

書いてるうちに主人公と一郎くんイチャイチャできてなかったから次からは甘々にする！(予定)


後、一郎くんの新曲聞いてちょっと語彙力ないから変な文になってたらすみません。そして二郎の曲も聞いてなんかやばいです。

ブクロ、次は勝とうね



次回の更新お楽しみに〜！


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