101話 式場の鐘は鳴る ページ15
A目線
カラーンッコローンッ
教会の鐘が城下町全体に鳴り響く。
その理由を私は知っている。
それは・・・
ガチャッ
「A、準備はできたか？」
『もちろんだよ、グルッペン。』
私達の結婚式だからだ。
あの告白から5日後に結婚式を挙げることになった。
理由としては、兄さんとゲドちゃんが遠征に出てしまうからだった。
そして、グルッペンと私は無理を承知で色んな所に結婚式の依頼をした。
すると、様々な施設や機関が快く受け入れてくれたのだ。
この結婚式があるのも、きっとベリーからの祝福だろう。
ありがとう、ベリー。
そう考えていると、パイプオルガンの音色が聞こえてきた。
あぁ、もうすぐだ。
「それでは、新郎新婦の入場です。拍手で迎えて下さい。」
ガチャッ_______
色とりどりのステンドグラス、神秘的な白の壁。
そして、個性豊かな仲間たち。
「A、グルッペン！おめでとうなッ！！」
「Aちゃん、グルッペン、おめでとうめう〜！」
「Aさん、グルッペンさん、おめでとうございます！！」
『ふふっ、ありがとう。』
「おう、ありがとうな。」
いよいよ、誓いの言葉だ。
改めて言うとなると、緊張するなぁ。
「貴方方夫婦は、これからも互いのことを思いやり、支え合うことを誓いますか？」
『・・・誓いますッ！』
「誓います。」
「では、誓いのキスを。」
これからするキスは未来へと関わってくるものだ。
しっかりと、目に残さないと・・・。
「・・・A、ちょっと聞いていいか？」
『どうしたの？』
「お前は今、幸せか？」
嗚呼、こんなことを聞くのも彼らしい。
『・・・幸せじゃなかったら此処に居ないよ。』
「そうか・・・ありがとう、これからもよろしく。」
『勿論だよ、グルッペン。』
チュッ
私達は沢山の仲間達に見守られながら、愛の誓いを此処に立てた
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クルカ(プロフ) - masamasa009900さん» 閲覧、ありがとうございます！励みになります！！ (2020年4月16日 7時) (
レス) id: b24420932e (このIDを非表示/違反報告)
masamasa009900(プロフ) - 最後のエピローグがとても心に残りました！応援しています！ (2020年4月16日 1時) (レス) id: 3d3e8aa57a (このIDを非表示/違反報告)
クルカ(プロフ) - ゆきのさん» ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2019年5月2日 14時) (レス) id: b24420932e (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの - はぇ〜めっちゃ語彙力ありますね！これからも応援してます！！！ (2019年5月2日 14時) (レス) id: 97b7b2cea4 (このIDを非表示/違反報告)
クルカ(プロフ) - イムさんさん» 一回やらせてみたかったんですよねぇ、まぁ現実は・・・「失礼な事、考えてへんよなぁ？」・・・サーセン（← (2019年1月21日 18時) (レス) id: 9c782127cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クルカ | 作者ホームページ：http:/uranai.nosv.org/u.php/hp/yukanovel01/
作成日時：2019年1月7日 14時
