13話 過去編 ページ15
貴方side
「ん………え。」
私は見慣れない場所に座っていた。しかも手錠付きで。
「あっ起きたぁ〜おはよぉ♪」
そう言って近づいてくるのは、さっき別れたはずの友達だった。
ヤバイ。そう感じた私は、手錠をガチャガチャと振り暴れる。
「……った!」
「あ〜まだ痛むと思うからじっとしといた方が良いよ?」
「チッ。てかここどこ。何がしたいわけ。」
私は動揺した心に気づかれないように、強気で問いかける。
「なにがしたいか。か……単刀直入ゆうと〜『消えて欲しい』かなぁ♪」
「は……?」
私は驚いた。だって友達だと思っていた相手に突然『消えて欲しい』と言われたから。
「だってAちゃん、○○君と仲良しだから友達になってあげたのに、全然○○君との会話に入らしてくれないじゃない!!」
パシン!!
「……っ」
彼女はそう言うと私の頬を殴った。
「だからぁ!だからぁ!もういいかなぁと思って♪」
そういいながらこちらにぐいっと刃物を向けてくる。
「………。」
もう無理だ。そう思ったその時。
ガチャ!
勢いよく扉の開く音がした。
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しろい(プロフ) - 更新速いなー!更新しとくしみてやー! (2017年7月12日 18時) (レス) id: 088ead9ea8 (このIDを非表示/違反報告)
まい - はいはい(笑) (2017年7月11日 21時) (レス) id: c8c4d3036b (このIDを非表示/違反報告)
しろい(プロフ) - 見ました見ました!しろいです。 わかるかなー?甘口シェアハウス更新 したよ〜!見てねー! (2017年7月11日 19時) (レス) id: 088ead9ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まい | 作成日時:2017年7月10日 20時