検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:114,398 hit

百七十話 お兄さん ページ1

A「ん……んん…………。」

目が覚めると、知らない部屋のベットの上だった。
大きなベットに、モノクロで統一された家具。

そして大きな水槽…………。


ここは、何処だろうか…………。



ふと昨日の事が頭に浮かぶ。
私の中に蘇ったあのおぞましい記憶。

A「…………うっ……。」

激しい吐き気に見舞われ、私は手で口を覆った。

その時、ガチャリと部屋の扉が開いた。
入って来たのは、川原、月夜さんだった。

月夜「Aちゃん、おはよう。良く眠れたかな?」

柔らかく微笑する月夜さんを見て、昨日の出来事が蘇る。

私、寝ちゃってたんだ。

A「あ、ありがとうございます…。あの…ここは?」

月夜「ああ、俺の家だよ。」

何と、私は知らない男の人の部屋で寝ていたのか。

しかし、とても綺麗に整頓された部屋だった。
棚には幾つもの香水瓶が並んでいる。

月夜「ところでAちゃん。今起き上がれるかな?」

A「はい…。」

月夜「話があるんだ。」

そう言って私は月夜さんについて、リビングまで行った。

まるでホテルの様にモダンな雰囲気の二十畳はあるリビング。
センターテーブルに雑誌がばら撒かれてるのがとても洒落て見える。
大きな窓からは昼の街並みが一望出来た。

百六十一話 まだ怖いか?→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
213人がお気に入り
設定タグ:ヤンデレ , 狂愛 , 名前変換オリジナル   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

日名無 りん(プロフ) - NZMさん» ありがとうございます!!!!綺麗なんて……!!!光栄です!!! (2019年12月3日 23時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
NZM(プロフ) - 完結おめでとうございます!とても綺麗な作品だなと思いました! (2019年12月2日 23時) (レス) id: 13f970b2f4 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - まりもさん» それは本当に良かったです!皆様のお陰様で無事完結を迎えられました! (2019年7月27日 21時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
まりも - ヤンデレ系は苦手なのですが、これは続きが気になるほど面白かったです。完結、おめでとうございます! (2019年7月27日 14時) (レス) id: 6b2aac275b (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 日名無 りんさん» マジか衝動でここまで描けるのすごい (2019年7月25日 15時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年6月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。