六話 殺したのは… ページ6
夜の街にロールスロイスのファントムを走らせながら、俺は無性に腹が立っていた。
可哀想?
俺が可哀想だと?
手首に巻かれたパテック・フィリップの時計は23:00を指していた。
超高層マンションの最上階にある自分の部屋に戻るなり、俺はヘネシー・リシャールを瓶のまま狂ったように暴飲した。
…流石に度数40だとな………。
俺は何をこんなに苛ついているのだろうか。
ぼんやりとする意識の中、俺は自分の犯した罪について思い出していた。
そういえば母さんは………
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俺が殺したんだっけ。
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メロンパン - 骨随シリーズ好きだわです。 (2020年12月6日 10時) (レス) id: 0e27099bf0 (このIDを非表示/違反報告)
芥川ありす(プロフ) - お母さんを殺したのは弟を守るためにでしたね(汗)なんだか正当防衛にもかんじました。社長さんになるってスゴイ=私の腸が傷だらけの難病なので、難病の文字にも反応してみました。りんちゃん、いろいろ、お疲れさまです(ハート) (2020年4月16日 20時) (レス) id: 60b339fb2a (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - 鈴香さん» 他の作品を読んでも言える奴だからすごいよね! (2019年8月10日 4時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
鈴香 - なんと言うか、少し病んでる…?ところが、好きです!更新頑張って下さい! (2019年8月6日 22時) (レス) id: b331724a3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日名無 りん | 作成日時:2018年7月14日 21時