五十八話 最低な人 ページ37
山崎さんは櫻井刑事とは本当に正反対の人で、同じ刑事課というのもあって、ちょくちょく揉めていた。
櫻井刑事は苦しんでいる人が居たら必ず助けてやりたいという人だったがそれに対して山崎さんは【人を頼るな。まず自分の足で歩け。自分で何もしない奴が人を頼るなんてお門違いだ。】というような人だった。
正義感の強く、熱血な櫻井刑事を誇りとする野水は、そんな山崎の考えにこれっぽっちも共感出来なかった。
それどころか、最低な人間だ、と山崎を嫌悪していた。
山崎「酒、飲んだ事あるのか？」
相変わらず抑揚のない声で尋ねてきた。
野水「……………まあ、初めてでは無いです。」
目を背けながらウイスキーのロックグラスを掴んだ。
大きな氷がグラスに当たり、カラン…と心地の良い音をたてた。
山崎「………………いつ飲んだ？」
野水「……………中学校の修学旅行……部屋で、友達と……………。」
悪戯がバレた子供のように少し不貞腐れながら暴露した。
山崎「へえ。大人しそうな顔してお前、やるんだな。」
野水「別にいいじゃないですか。」
吐き捨てるように言うと、グイッと勢いよくウイスキーを飲んだ。
アルコールの匂いが酷くて、まずかった。
今にも吐き出してしまいそうだ。
山崎「お前、飲みなれてないだろ？」
山崎は馬鹿にする様に笑った。
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日名無 りん(プロフ) - †天使系殿厨ちゃん(笑)†さん» わああー！お話考えるのクソヘタなので嬉しいです泣泣泣 ありがとうございます！！！ (2019年10月12日 10時) (
レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
†天使系殿厨ちゃん(笑)† - あのー、まだ続くんですか…？嫌だーー。怖いよーー。…でも読んじゃう！！笑 だって内容が！内容が！(※大事な事なので2回言いました)面白過ぎるんですもん！！ (2019年10月12日 0時) (レス) id: a7676729d0 (このIDを非表示/違反報告)
日名無 りん(プロフ) - lkwistervenさん» そしたら月狂はシスコンヤンデレになっていたかもしれない…笑 (2019年8月20日 16時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - ていうか、私は月狂の妹になって手伝いたい← (2019年8月20日 15時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
lkwisterven - これで何度めしょっぱなから読み直したか(1から) (2019年7月24日 16時) (レス) id: c9c05fe7f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：日名無 りん | 作成日時：2019年5月12日 18時
