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西川先輩と梨沙ちゃん、二人が肩を並べて歩く様を思い浮かべてみた。
お人形の様に可愛らしい梨沙ちゃんの隣に、あの異様に美しい西川先輩。
……それはとてもとてもお似合いだった。
二人が街を歩けば、理想のカップルだと周りは羨むに違いない。
そして幸せそうに微笑んで寄り添う二人。
「梨沙ちゃん…私決めたよ。」
「……え?」
梨沙ちゃんには幸せになって欲しい。
入学式の日、私に優しくしてくれた大切なお友達だから。
「私は梨沙ちゃんとの恋を応援するよ!」
「ええっ、Aちゃん…急にどうしたの?」
相当驚いたのか、彼女の瞳孔は開かれていた。
絶対に梨沙ちゃんと西川先輩をくっつける。
その日、私にとっての囁かな夢がひとつ、生まれた。
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日名無 りん(プロフ) - 彩華さん» ありがとうございます嬉しみが深いです泣泣 (2019年7月25日 20時) (レス) id: 0a69449343 (このIDを非表示/違反報告)
彩華(プロフ) - りんさんのヤンデレ作品大好きです (2019年7月25日 19時) (レス) id: e94a41b362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:日名無 りん | 作成日時:2019年4月27日 20時