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お父さん《昔》 ページ6
私のお父さんは調査兵団の兵士だった
私と真逆の黒い髪を持っていて
名をルーカス・ミラージュと言う
自由の翼を背負った背中は誰よりも逞しかった
お母さんは居ないから私は毎日毎日お父さんが帰ってくるのを楽しみにしていた
門から勢いよく飛び出していくお父さんは私にとって本物の【英雄】だった
お父さんが帰ってくると私はいつも色んな花で束を作ってお父さんに渡していた
するとお父さんは
父「ただいま、またこりゃ綺麗な花だなぁ…！そうそう、お父さんからもプレゼントがあるんだ。」
お父さんは私に綺麗な蒼色のネックレスをくれた
お父さんはいつも1人にさせてすまんな。それをお父さんだと思ってずーっと持っていてくれよ？と言ってくれた
それが嬉しくて嬉しくてたまらなかった
「お父さん！A今日ね、お友達できたの！」
父「おお！それは嬉しいな！A、友達は大切にするんだぞ。何かあったら手を取りあって助け合うんだ」
私はうん！と返事して笑っていた
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作者名：刹那@Dream x他1人 | 作成日時：2020年8月12日 14時
