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記憶 ページ2
私は夢を叶えるために兵士を選んだ
なんて言ったら甘ったるいだの無理だの色々言われる事はわかってる
そんな事を考えながら通過儀礼への道をボーッと歩いていると
右肩に軽い衝動が
一気に現実に戻されぶつかった方を見上げると
見覚えのある緑の瞳が見えた
エ「すまん、怪我はなかったか？」
心配してるのか、少しぶつかっただけなのに
「いや、大丈夫。私もボーッとしてたしな」
エ「なら良かった。もうすぐ通過儀礼が始まるから急ごうぜ」
頷き彼の後を走っていく
たどり着いた先には皆が並び始めている光景が見えた
自分の場所に立ってからふと思い出す
彼は、エレンはきっと覚えていない
昔私と一緒に過ごした時間を
あの時を忘れている
そんなことを考えながら通過儀礼へ挑んだ
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作者名：刹那@Dream x他1人 | 作成日時：2020年8月12日 14時
