弐拾陸 ページ28
神威の体調も回復してきた頃
またも突然言い出した
神威「さぁ、地球行くヨ」
『「…え」』
阿「…地球出発したのつい最近だぜ団長」
『また…置いてくの？』
あの日神威に置いていかれた光景が過ぎる
神威「何言ってるの、もう離さないヨ」
阿「じゃぁまたなんで」
神威「お礼…行かなきゃね」
･
･
･
『ってことで』
神威「お邪魔しまーす」
銀「てことでじゃねーよ！」
皆さんおわかりでしょうか
私は今、神威と万事屋にいます
神威「その節はお世話になったネ」
御礼だと言って行く途中に買ったお菓子を出す神威
向かい側から警戒心丸出しでそれを睨む神楽ちゃん
神楽「おまえほんとに何しに来たアル」
神威「だから、お礼だってば」
銀「お礼って…おまえそんなことするたまか？」
皆さん警戒心やばいです
神威「酷いなぁ…Aのためならいくらでもできるヨ」
そんな空気の中にあっても涼しい顔の神威
『嫌われてるなー神威』
神威「そうかな？」
『アホなの…？』
どうやらうちの団長は嫌われてるという自覚はないらしい
神楽「私はAが幸せならそれでいいネ」
時雨じゃなくて
Aと呼んでくれた神楽ちゃん
『ありがとう…ありがとう神楽ちゃん』
神楽「まぁな、神威のとこにいるのは…心配だけどな」
神威「だから酷いってば」
『ふふっ…帰ろう神威、万事屋さんお邪魔しました』
神威の手を取って万事屋を出る
神楽「Aー」
階段を降りて道に出たとき後ろから神楽ちゃんの声がした
神楽「辛くなったら戻ってこいヨー！いつだって帰ってきていいんだからネ！」
神威と同じ髪色
神威と同じ青い瞳
『うん！またね！神楽ちゃん』
神威「随分懐いてるネ」
『かわいいよ…神楽ちゃんは』
神威「ふーん…」
『でも…やっぱり神威には代えられないかな』
きっとこれから先
何があっても
私はきっと神威を選ぶ
神威「あたりまえだヨ」
『はいはい』
神威「お団子食べたい」
『今日は阿伏兎さんにもお土産買ってこうね』
神威「えー…まぁいいか」
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長老(プロフ) - 更新まってます (2017年2月27日 21時) (
レス) id: cb5efd4c4e (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 毎回泣ける小説とか見ると泣いちゃうんですけど、コレ一番泣いたかもしれないですよ！！(；ω；)← (2017年2月27日 18時) (レス) id: 4a701905ec (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - ほのかさん» ありがとうございます！まさか泣いてくれるとは。。 (2017年2月27日 18時) (レス) id: 7b0e01247e (このIDを非表示/違反報告)
海姫(プロフ) - りゅうびさん» 自分も神威のヤンデレはあまり好きじゃないです (2017年2月27日 18時) (レス) id: 7b0e01247e (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 更新頑張ってください！！私なんか分かんないけど泣けてきちゃいました！！！← (2017年2月27日 18時) (レス) id: 4a701905ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：碧海 | 作成日時：2017年2月23日 17時
