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鬼道「ダイヤモンドダストのガゼル。一体、後どれだけエイリア学園にはチームがあるんだ…」


そう言った鬼道君の横をボールが突っ切った。それは円堂君が投げた物だったらしく、後ろにいた豪炎寺君に声をかける


豪炎寺「円堂…」


円堂「分かってるって」


そう言う円堂君を見て、持っていたボールを軽く蹴り返した豪炎寺君。円堂君はそのボールを受け止める


円堂「おかえり!豪炎寺!」


豪炎寺「…皆…」


土門「待たせやがって!」


壁山「ホントっスよ」


泣いてる…やっぱり、それほど大きいんだな、豪炎寺君の存在って


豪炎寺「…ありがとう」


そして、豪炎寺君は「監督!」と姉さんの方を向いた。

…話によると、姉さんが外したらしいけど……OKしてくれるかな





瞳子「おかえりなさい、豪炎寺君」


その不安は杞憂だったようで、姉さんは穏やかな声で豪炎寺君を迎えた


豪炎寺「ありがとうございました!」


…「ございました」?「ます」じゃなくて?……というか、何に礼をしてるんだろう…
と思っていると、豪炎寺君が話し出した


豪炎寺「あの時、監督が行かせてくれなかったら、俺はアイツらの仲間に引き込まれていたかもしれません」


瞳子「さあ?何の事かしら」


円堂「監督…」


一之瀬「アイツらって?」


『…誰だろうね』


検討がつかん…なんだろう、やっぱエイリア学園かな…と考えていると、「そいつは俺が説明しよう」と声が聞こえてきた。

見ると土方君とコートを着た人がいた。刑事さんらしい。

…てか、ここ沖縄なのに暑くないのかな…


鬼瓦「豪炎寺が姿を消したのには、訳がある。妹さんが、人質状態になっていたんだ」


円堂「えっ…夕香ちゃんが?」


鬼瓦「エイリア学園に賛同すると言う奴らが妹さんを利用して、仲間になるように脅してきたんだ」


へぇえ、そんな人達いたんだ…知らない事ばっかだ


円堂「そうだったのか…でも、一言 言ってくれれば!」


鬼瓦「言えなかったんだよ。口止めされてたんだ。もし話したら、妹さんがどうなるか…ってな。

だから我々は、チャンスを待つ事にした。時が来るまで、豪炎寺をソイツに預けてな」


そう言い、目線を向けたのは土方君だった。

人を隠すには人の中なんだとかで彼の家に匿っていたらしい

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ひぃ(プロフ) - 上白沢月葉(再登録)さん» アカウントが違いますが本人です。そう言って貰えて嬉しいです…とても励みになります。ありがとうございます!そして長らく返信せずに申し訳ございませんでした…! (2021年9月28日 18時) (レス) id: 5c57e2fa6d (このIDを非表示/違反報告)
上白沢月葉(再登録)(プロフ) - 1から読んでて凄く面白くてエイリア学園編、凄く懐かしい気持ちになりました!それから、生徒会メンバーの名前も面白かったです! (2021年2月2日 20時) (レス) id: 86518d499f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひなな | 作成日時:2019年12月15日 11時

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