あのコにぞっこん【山田一郎】

ぞっこん４８ ページ49

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二郎があの子を連れてきた日


俺の人生が変わった



こんなにも惚れるなんて思ってもみなかった





今日はあの子の晴れ舞台





｢兄ちゃん、A。おめでとう！幸せになってな！家に招待してくれよ！｣





｢いち兄、A。おめでとうございます。Aがお姉さんかあ...｣





｢一郎とAおめでとう。一郎、責任もって幸せにしろよ。｣





｢一郎さんとAさんおめでとうございます。きっと良いご家庭を築けますよ。｣




｢山田一郎、A、おめでとう。子供も連れてカレー食べに来いよ。｣





｢一郎とAおめでとう〜！！僕への感謝を忘れずにね♡♡｣





｢一郎さん、Aさんおめでとうございます。小生、実は一郎さんの事がタイプでしてちょっと悲しいです。って嘘ですよ？そんなにまろのことを怒らないでくださいまし♡｣




｢ブクロの長男と神様おめでとう！お前らは神夫婦だ！いつか飯食わせてくれよな！｣




｢一郎くんとAちゃんおめでとう。君達ならどんな困難でも乗り越えられる。良い夫婦になるんだよ｣




｢太郎くんとAちゃんおめでとう！Aちゃんとはスーツなしで接せれるようになってから太郎くんがこわかった！あっ、ごめん一郎くんか！｣




｢一郎くんとAちゃんおめでとう。俺も早く結婚しないとだな。でも一二三が最近家でうるさいんだ。ご飯をつくるときも洗濯するときもペラペラペラペラ(一二三について語っている)｣




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｢はあ〜、今日のAは一段と綺麗だな｣



『一郎もかっこいいよ』



｢なあ、子供は何人ほしい？｣



『やっぱり3人かな？』



｢男の子3人？｣



『ううん、女の子3人』




｢花子、裕子、京子でどうだ？｣




『一郎に任せるのはやめる』




｢女の子3人って大変そうだな｣



『大変だよ〜、彼氏できたとかね』




｢彼氏はお父さんとしてちゃんとしてかなきゃな｣




『一郎は厳しそう...』




｢せめて俺ぐらい良い男じゃないとな！｣




『ふふっ、確かにね』





｢好きだよ｣





『私も好きだよ』





｢愛してる｣





『私も愛してる』





｢今日の夜は寝かせねえよ？｣





『覚悟しとくね』





｢一生俺のもん｣





『一生一郎のものだよ』





｢やべえ、韻踏んでんぞ｣





『あ、ホントだ』




｢幸せにするよ｣




『世界一の幸せ者にしてね？』





勿論だ





俺は





あの子にぞっこん_________

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