ぞっこん１９ ページ20
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やっぱり顔赤くなるんだな
こいつのツボがよくわかる気がする
Aが買い物を再開した所で辺りを見回すと、
俺の推しキャラがいた
いや、抱き枕だ
そのブースまでいって手に取る
それは、欲しくても予約終了してて買えなかったやつだった
買おうか買わないか、でも可愛いしな〜
『それ、買うんですか？』
ちょっと不機嫌っぽくAが聞いてくる
これは嫉妬か...？
一郎｢いや、迷ってる。A、嫉妬してんのか？｣
『し、嫉妬じゃないです！私、あっちのブースまで見てきますから！』
と言ってAが向いた方向が乙女向けのアプリゲームのブースだったから俺もムッとした
一郎｢Aだって男性キャラ好きだろ？だったら俺が女の子好きでも何も言えなくねーか？｣
『...でもやっぱりモヤモヤしちゃいます。私に何も言えないのは分かってるけど、嫌なんです。ごめんなさい...』
ばーか、それが嫉妬って言うんだよ
ほんとに可愛いな
一郎｢いや、実は言うと俺も思ってたよ。お前が他の男のことカッコイイって言ってると妬けるんだよ。素直になろうな？それが嫉妬っていうんだ｣
Aは焦ったように顔を赤くして言う
『じゃ、じゃあ一郎さんが嫌ならグッズ買うのちょっとだけにします！』
一郎｢いや、普通に買ってくれていいんだぞ｣
『でも、一郎さんに嫌な思いさせたくないし、なにより私の中で世界一カッコイイのは一郎さんですから！』
はぁ〜と深い溜息をつく
本当に可愛すぎてどうしよう
一郎｢Aも俺の中で世界一可愛いよ｣
と耳元で囁やく
もう好きってバレちゃうな
いっそバレればいいのに
こんなにアピールしてるんだから
Aが顔を赤くして俯く
そんな事してるとどこかの狼に攫われるぞ
俺とか、な
一郎｢でも、グッズは無理して我慢すんな。なんなら俺が買ってやるけど｣
『いや、大丈夫です。推しは自分で貯めたお金で買うのがマイルールなんです』
一郎｢即答かよ...｣
会計を済ませて俺の元に寄ってくるAはすごくご機嫌だった
この笑顔が見れるんなら嫉妬とか我慢すれば良いよな。と思えてきた
『一郎さんは、抱き枕買ったんですか？』
一郎｢いや、やめた｣
『え！？なんで！？』
一郎｢俺が抱きたいのはあの枕じゃねえんだよなあ｣
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枕じゃなくてお前を抱きしめたいよ
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夢花 (仮垢) - 「こちらの作品とリンク〜」ってのから先にこっちに飛んだんだけど、とにかく「読んでて微笑ましいなぁ」って思ってたwwwほんとにこんな彼氏欲しいのわかる！！wけどそんなこと言ってるから出来ないんすよねぇw (2019年1月17日 6時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ〜(プロフ) - れをさん» ありがとうございます！新作頑張ります...！ (2018年11月15日 23時) (レス) id: 50e31d932a (このIDを非表示/違反報告)
れを(プロフ) - 完結おめでとうございます。お疲れ様でした！この作品が作られて間もない頃から応援させてもらってました。一郎のイケメンさにいつもドキドキしながら読ませてもらってました、新作楽しみにしてます！素敵な作品ありがとうございました！ (2018年11月15日 23時) (レス) id: b3eb646daa (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ〜(プロフ) - パグロームさん» うわ〜！久しぶりにパソコンでやったら間違えてしまいました...！すぐ直します！ (2018年11月1日 21時) (レス) id: 50e31d932a (このIDを非表示/違反報告)
パグローム(プロフ) - ぞっこん39で「TDD」が「TTD」になってますよ！ (2018年11月1日 21時) (レス) id: e79e4d3a6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひぃ〜 x他2人 | 作成日時：2018年10月21日 13時
