伏黒恵との出会い ページ42
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ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
伏黒と書かれた表札を確認しチャイムを鳴らす。
しばらくドアの前で返事を待っていたが、一向に出てくる気配がない。
『不在でしょうか……』
五「いや、いる。」
ｶﾞﾁｬｯ
『ちょ、勝手にドアを開けるなんて失礼ですよ』
五「めーぐーみー！いるんでしょー！」
無遠慮にドアを開けたかと思えば名前を大きく呼ぶ五条さん。
そのまま部屋の奥へと進んで行く五条さんを追いかけるように私も部屋の中へ入る。
『お、お邪魔します。』
ドアを閉める際、この家の鍵が壊れていることに気づき随分危ない家だと思った。
部屋の奥へと進むと、7畳ほどのリビングがあり真ん中に置かれたテーブルで勉強をしている子供を見つけた。
糸(この子が伏黒恵君でしょうか……)
五「いるんなら出ろよな、恵。」
伏「勝手に入ってきたじゃないですか。……その人誰ですか。」
五「僕の彼女です」
『違います……伏黒恵君、で合ってますか？』
伏黒くんに目線を合わせるようにしゃがみこむと顔がよく見えた。
伏「あ、はい。」
『私は五条さんの後輩の庵Aです。伏黒くんに会いたくて来ました。』
伏「俺に……？な、なんで」
『五条さんが伏黒君の事を話していて私も会ってみたいと思ったんです』
伏「……め、恵。」
『………？』
伏「俺のことは恵でいい。Aさんには名前でよんでほしい。」
頬を赤らめ恥ずかしそうに告げる恵君はとても可愛らしい。まるで弟が出来たみたいだ。
『あら、それは嬉しいですね！じゃあ恵君と呼ばせていただきます。』
五「なんか、恵俺の時と態度違くねぇ？つかAと馴れ馴れしくすんな。」
伏「五条さんが連れてきたんですよね。」
『そうですよ。私は恵くんと仲良くできて嬉しいです。』
伏「っ！お、俺も……」
五「いいから離れろ。」
急に機嫌を悪くした五条さん。
『はぁ。五条さんは恵くんに伝えることがありましたよね？』
五「あー、恵明日休みだろ？高専来い」
要件だけを適当に伝える五条さんを見てため息をつく。
伏「Aさんがいるなら。」
『わ、私ですか？明日は午後から任務が入っていて……午前中なら高専に居ますよ。』
伏「じゃあ午前中だけなら行きます」
五「なんかムカつくけど……まぁ、いいや。」
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『恵くん礼儀正しくていい子でしたね。』
五(Aの前だけ猫かぶってるんだよ。気づけ。)
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sou(プロフ) - 時々表示で出てくる糸()は夢主ちゃんの心の中で思っていることでしょうか？？あとご都合呪術万歳です！ (2022年2月27日 16時) (
レス) @page45 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
Men(プロフ) - まりさん» 良かったです泣これからも作品を楽しんでいただけると嬉しいです！ (2021年2月21日 21時) (レス) id: 9d36de4dc7 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - Menさん» いえいえ、お気になさらずっ！一人二役あるのでっ！！ (2021年2月21日 21時) (レス) id: 59cbaf14eb (このIDを非表示/違反報告)
Men(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます！一応知ってはいたのですが、早見さんイメージで貫き通しちゃいました……。もし気になるようでしたらイメージCVの記載は消しますので…不快に思わせてしまったらごめんなさい泣 (2021年2月21日 21時) (レス) id: 9d36de4dc7 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - コメント失礼いたします！ご存知かもしれませんがイメージなされてる声優さん津美紀ちゃんの声優さんですっ… (2021年2月21日 21時) (レス) id: 59cbaf14eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めん | 作成日時：2021年2月16日 21時
