五条悟は庵ちゃんが気に入らない

呪術界御三家 ページ27

呪術界御三家とは


五条家 加茂家 禪院家 それぞれ長い歴史と権力を持つ3つの家門のことを指す。


そんな御三家の間で話題となっている人物がい
た。


それが庵 Aである。


約5ヶ月前。彼女が呪霊から救った男性は禪院家の血筋の者であった。


その男性の証言により、庵 Aが赤血操術の派生である【糸血】を使用することが判明。


糸血を使う術師は加茂家の血筋から誕生するとされていたが、ここ最近では途絶えてしまっていたのだ。


糸血が使える術師は庵Aを含め世界で3人しか存在しない。


それ故に、庵Aは希少価値とされ御三家間の話題として持ち切りになっていたのだ。


勿論、話題の内容として挙げられるのは御三家内でどこが買い取るか、誰の嫁として迎え入れるかである。


実力主義である呪術界では、より強い力を持った跡継ぎが必要となる。


男女双方が術師として優秀な才能を持っていればより優れた子が産まれるという訳である。


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五「めんどくせぇ」


この男、五条悟も五条家の者として庵Aの詳細を聞かされていた。


父「悟。お前は庵Aと結婚しろ。そして優秀な子を産め。」


五「いやだね。」


父「庵Aに買い手が付くのも時間の問題だ。なぜあの子が高専に来たか……わかるだろう？」


五「監視するためだろ？わざわざ姑息な真似しやがって。」

父「よく分かっているじゃないか。御三家全てが庵Aを欲している。高専に入学させたのは禪院家の命令だ。」


五「あいつは犬かよ。どこの命令で高専入学したとか興味ねーし。」


父「あれは貴重な存在だ。数十年産まれてこなかった逸材なのだよ。」

五「たった数十年だろ？」


父「数十年も、だ。ただでさえこの界隈は戦力が減っている。両面宿儺との戦いで途絶えた血も多い。」

五「ごちゃごちゃうるせーよ。俺はアイツが気に入らねぇんだ。これ以上は聞かねーからな」





父「愚か者が。」






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五条パパ捏造です。ごめんなさい。

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