五条悟は庵ちゃんが気に入らない

顔合わせ ページ3

教室に入ると既に人がいた


3つしか設置されていない机を見て最後に来たのは自分だと分かった。


灰「女子だ！あ、俺は灰原雄！よろしく！」


『灰原君ですね、私は庵 Aと言います。よろしくお願いします。』


灰原君は親しみやすそうな人みたいだ。


私は人間関係に対して積極的では無いのでこういう存在がクラス内にいるとありがたい


灰原君を見てそんなことを考えているともう1人の男子と目が合った。


七「七海健人です。よろしくお願いします」


どうやら七海くんは私と同じタイプのようだ。


ここで言葉を返さないほど非常識な人間ではないので自己紹介をする。


『庵 Aです。よろしくお願いします』


七「……」

『……』


私が席に着くなり気まずい沈黙が流れる。


灰「そういえば、Aはもう先輩達に会った？」


『いえ、灰原君は会ったんですか？』


灰「うん！たまたま廊下で会ったんだ！」


七「今日が入学初日なのにもう先輩と顔を合わせたんですか…」


灰「めっちゃでかかったよ〜！しかも五条？先輩っていう人はイケメンだった！」


『ｯｯ！その人、サングラスをして白髪の男性でしたか？』


灰「う、うん。どうしたの急に、」


『あ、いえ、ごめんなさい。聞いた事ある名前でして……』


七「……まぁ、そのうち私達も顔を合わせることになりますよ。」


『ですね。』





その後、教室に来た先生から説明や寮での事について聞き、各自部屋へ戻ることとなった。

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