五条悟は庵ちゃんが気に入らない

合同任務 ページ12

私の今の気持ちを一言で表すなら『最悪』だ。



つい数時間前に知らされた2年生との合同任務は1年への指導も含めペアでの任務となったのだ。



くじ引きの結果、私と五条さんがペアになった。



嫌な予感というのは50%の確率で的中するというのはどうやら本当のようだ。



五「お前着いてくんな。足でまといだから」



『七海くん、くじを交換しませんか？』



七「嫌です。五条さんだけは嫌です。」



五「こいつ2回も嫌って言いやがった。」



『灰原君。私はあなたを信じています。そのくじをこちらへ……』



灰「怖い怖い！あー、ほら！これをきっかけに五条さんと仲良くなれるかも！」



『困りました…私、調教師になる予定は無いんです……(訳:猿と心を通わせる気は無い。)』


五「奇遇だな。俺も豚を飼育する予定はねぇよ(訳:ブーブーうるせぇんだよ。ここは養豚場か？)」


夏「君たち出会って2日目なのにずいぶん仲が良いね。私は嬉しいよ」


五「お前の目は節穴か？」



『夏油さん…その歳で老眼ですか？いい病院を紹介しますね。』


夏「あ、これ結構クるな。Aの毒舌結構痛い。」



家「いいじゃんA。今日キレッキレだね！」



七「先輩方も楽しんでないで止めてください。そろそろ時間ですよ。」



夏「もうそんな時間か…悟、仲良くするんだよ。」



五「無理」



＿＿＿そんなこんなで、最悪な合同任務の始まりです。



〈くじ引きの結果〉


Aチーム 家入＆七海

Bチーム 夏油＆灰原

Cチーム 五条＆庵

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