四十五話 ページ47
Aは、実質箱入り娘である。
普段すべての五感を集中させながら行動するが
初めてのものを見た時や
眠い時はその集中が途切れる。
だから、尾形がずっと後ろにいたことなんて気付かない。
「にゃ。」
『なついてきたねぇ。にゃー。』
そう、尾形が後ろにいるなんて気付かない。(2回目)
尾「おままごとは済んだかな、お嬢さん。」
『 』
尾「飯は食え。食える時に食わないと死ぬぞ。」
Aは尾形に首根っこを掴まれ食事の部屋へと戻される
白「あれ！Aちゃんが尾形につかまってる！？」
土「はは、また迷子になっていたか？」
尾「猫と遊んでやがった。ほら食え。」
『なにこれ。』
家「もつ煮…馬の腸ですよ。」
『…。』
食べる気のしない彼女を見て、アシリパが声をかけた。
ア「食欲がないのか？私が食べさせてやるぞ！」
『え…いや…』
その場にいた全員が笑いを堪え始める。
ア「ほら、口をあけろ！私も、風邪をひいた時はフチに食べさせてもらったものだ！」
『あーうん、、、。』
ア「ほら！あーっていえ！」
『あー…』
Aは結局最後までアシリパにご飯を食べさせられた。
その光景はまるで姉妹のようであったという。
ア「上手かったか？」
『ハイ、テマヲオカケシマシタ。』
尾「ふっ。」
鼻で笑った尾形に、Aはため息をつくしかなかった。
一方小樽_____
月「月島、戻りました。」
鶴「作品をこの世に残して死ぬことは、芸術家の本懐だ…。」
月「江渡貝は最後に、鉄と言っていました。」
鶴「分かった。ゆっくり休め、月島。」
月「はっ！！」
鶴見は、刺青人皮を見分ける方法が鉄であることにすぐに気づく。
鶴「さあ、見分け方が分かったところで…。
紅桜Aを、本格的に追わせるか。」
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リズリズ(プロフ) - HA LUさん» 大変申し訳ありません！確認してきますね！ご指摘ありがとうございます^_^ (2020年8月26日 20時) (
レス) id: 9e42cd99bf (このIDを非表示/違反報告)
HA LU(プロフ) - 五話の最後の方の尾形さんが話しているはずなのに鶴見さんが話しているみたいなんですけどこれは間違いですか？（尾「ーーー。」←これじゃなくて、鶴「ーーー。」←こうなってます） (2020年8月21日 18時) (レス) id: 4520b61900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：rizu x他1人 | 作成日時：2020年4月28日 20時
