3 ページ3
流星
大毅が俺の上に乗って起こしに来るのは日課になっている。
鼻を摘んだり好き放題される。
流「………だいき…お、は、よ。」
大「お、は、よ…」
流「ん、よく言えました。」
手をぎゅとする。普通の子なら頭を撫でるのかな?大毅は頭とかを触られるのが苦手だから、手を握って褒めてあげる。
大「ん…」
流「はいはい、よいしょ…」
周りの子よりかは少し小さめだけど、大毅は徐々に成長してきている。
そっから、ご飯を食べて注射を打つ。
慣れたもので、泣かなくなった。
小さい頃は大泣きして部屋中駆け回って。発作が起きて。小さい体にいっぱい負担をかけた。
注射をして、シールを貼りに行く。
大「(*^^*)」
今日はやけにニヤニヤしてる。シールのボードを見ると、あと3回でご褒美か。
流「良かったな〜笑」
また手を握る。可愛くて、可愛くて、抱きつきたいけど大毅は苦手やから。
流「おお、どうした?」
急な大毅の突進。
大「フフ笑」
変な位置にえくぼをつくって、笑ってる。
嬉しさからの突進か、、、笑
戯れているうちにもう家を出る時間。
7時55分になると、いつもかばんを持って来て準備万端の大毅。
「靴はいてね〜」
靴下とおんなじマークのついた靴を履いて、
流「だいき?い、っ、て、き、ま、す」
大「い、…て、きます!」
「行ってきます〜!」
こうして、俺らの朝が終わる。
そこから暫く歩いて、大毅の通う幼稚園へ。
照「大毅くん?お、は、よ。」
大「お、は、よ!」
照「よく言えました!」
「よろしくお願いします!」
照「はい!お任せ下さい!大毅くん、場パとママに、い、っ、て、ら、っ、し、ゃ、い」
大「い、って、らっ、…しゃい!」
流「おん!大毅、今日もいっぱい遊ぶんやで!」
幼稚園へ行ってもぐずらないのはほんとに成長したなぁ、と染み染み思う。
それから、何気ない話をしながら夫婦の時間。
「じゃあね、」
流「おん。大毅、帰りはよろしくな」
「分かってるよ。流星、頑張ってね。」
流「Aもな。」
と、軽くキスをしてそれぞれの仕事場へ向う。
595人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
望愛 - 更新頑張ってください (2017年11月6日 21時) (レス) id: a764585f48 (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑(プロフ) - ひなりゅさん» めっちゃ面白かったです。 キーワードを医者・家族にすると良いですよ。 (2017年3月22日 5時) (レス) id: f991d90270 (このIDを非表示/違反報告)
中間のんちゃん(プロフ) - 公開予定の詠みたいです!! (2017年3月21日 12時) (レス) id: d53bb3b1a7 (このIDを非表示/違反報告)
碧海(プロフ) - 公開予定の作品見たいです! (2017年3月14日 17時) (レス) id: cde240dfc3 (このIDを非表示/違反報告)
まめ。(プロフ) - 公開予定の作品読みたいです。 (2017年3月14日 15時) (レス) id: 6db0f474d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ひなりゅ | 作成日時:2017年2月23日 21時