54話。 ページ7
A『うーん…何処かで嗅いだことあるんだよな先程の人の匂い…』
何処だっけ…?
太宰「居たぁーーーっ!!!」
A『ぴゃっ!?』
太宰「Aっ!」
A『驚愕したぁ…毎度毎度いきなり大声出すの辞めて下さいよ太宰さん…私耳良いんですから…』
太宰「君は私に何回心配させれば気が済むんだい!?電話には出ないし家にも居ないし誰にも何も云って無いし!!!」
A『それは本当に申し訳ありませんでした…携帯を家に忘れてしまっていて…』
太宰「…君が居ない間に此方は忙しかったのだよ?」
A『え?』
太宰「星城家が襲撃された」
A『…はい?』
太宰「私達が増援に駆け付けた時にはもう終わってたし…」
A『瑠璃さんは無事なんですか?』
太宰「幸い無事で済んでるよ…」
A『良かった…』
太宰「後ヨコハマ市内で買い物中の森さんが襲われた」
A『…買い物してたんですかあの人…』
太宰「それは私も思ったけどそこは言及しないであげて…」
A『はい』
太宰「まぁ返り討ちにしたらしいけど」
A『流石マフィアの首領ーかっこいいー(棒)』
太宰「…いい加減森さん泣くよ?」
A『あ、矢っ張りこの会話聞いてるんですね森さん』
太宰「はぁ…」
太宰さんが携帯を取り出してスピーカーをオンにする
《森「Aちゃん非道い!!!」》
A『確認ですよ確認』
《森「それ何のメリットがあるの!?!」》
A『ちゃんとありますよー』
《森「全く…携帯を忘れて行っちゃ駄目だよ?」》
A『…それは本当に悪かったと思ってます』
《中也「Aっ!!!」》
太宰「うわ…五月蝿っ…」
A『中也もう少しボリューム落として…』
《中也「何処に居やがった!!!」》
A『診療所前の裏路地…』
《中也「はァ?(怒)」》
A『すみませんでした…』
《紅葉「怪我はしてないか?」》
A『今度は姐さんですか。怪我はしてませんよ』
《紅葉「今度からは出掛ける時は一言云え」》
A『はい…』
太宰「先程Aと誰かが話してる声が聞こえたんだけど誰?」
A『ありゃ。聞かれてたんですか』
太宰「で、誰だったんだい?」
A『これはまだ秘密ですよ。どうせ太宰さんは今日も収穫が無かったんでしょう?』
太宰「確かに収穫は0だよ…でもAは何か掴んだんでしょう?教えてくれたって良いじゃないか」
A『引っかかっている所が分かり次第教えますよ』
太宰「えー…」
83人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ