85話。 ページ37
ー首領執務室ー
A『と、云う訳で許可出してください森さんっ!!!』
森「いやぁ…でもねぇ…露見したら私が太宰君に殺されちゃうもの…」
A『別にいいじゃないですか!』
森「全然良くない!!!」
エリス「…でもオサム本当にかなり過激よ…?」
A『それを見ても引かない自信があります!!!』
中也「何処から出てくるんだよその自信…」
紅葉「でも何時までたってもAだけ太宰の過激さを知らんのものぅ…」
A『そうですよ姐さん!潜入調査の練習として!!!』
森「じゃあその間のAちゃんとしての仕事は如何するんだい?」
A『出張させればいいじゃないですか九州辺りに』
中也「適当かよ!?」
紅葉「じゃがそれが最も良い理由じゃの」
森「でも…要件がないと出張なんて軽々させられないよ…?」
A『それは簡単です。』
そう云って携帯電話を取り出し電話をかける。
A『もしもし瑠璃さんですか?』
森/中也/紅葉「「「!?!!!」」」
《瑠璃「如何かしたの?」》
A『少しお願いがありまして…確か来週真弥さんと九州の方に遊びに行かれるんですよね?』
《瑠璃「ええ…でも貴方仕事があるから断ったじゃない」》
A『連れて行っている事にして欲しいのです。』
《瑠璃「でも…」》
A『お願いします。次の休み絶対に一緒に遊びに行きますから』
《瑠璃「そこまで云うなら…分かったわ。」》
A『ありがとうございますっ!!!』
《瑠璃「…絶対よ?」》
A『はいっ!では失礼します!』
電話を切る。
A『(๑•̀∨•́)و✧』
森「Aちゃん…一応云っておくけどお得意様の娘さんなんだよ…!?そんな事頼んで…胃に穴が開くかと…」
エリス「目眩がしたわ…」
中也「今…マフィア崩壊の未来が見えた気がした…」
紅葉「全く…」
A『?』
森「はぁ…そこまで云うなら許可しよう」
A『本当ですか!?』
森「ただし!」
A『ただし?』
森「変装したAちゃんがあまりにも黒服らしくなかったら却下だからね」
A『じゃあ今すぐ隣の部屋で着替えてきますね!』
中也「準備万端かよ!?」
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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)
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