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84話。 ページ36

ー翌日、座敷牢ー

A『こんにちはー』

Q「本当に1人で来たんだ…」

A『そりゃあ森さんに半ば無理矢理許可を取りましたからね』

Q「ふぅん…」

A『…黒砂糖のお菓子を作ってきたんですけど…いります?』

Q「いる!!!」

凄い食いつき様…念の為に好物聞いてきておいてよかった…

A『太宰さんって…そんなに冷徹非道だったんですか?』

Q「うん。Aちゃんの前ではあんなに甘いけど多分今でも部下達に色々スパルタな事してるんじゃない?」

A『何となく察しては居るんです。昔の太宰さんも初めの頃はそんなに優しく無かったですし…』

Q「ふーん…」

A『それに…スパルタが過ぎると龍や部下達が壊れてしまわないか心配で…』

Q「いい事思い付いた!!!」

A『いい…事?』

Q「1週間Aちゃんが黒服の人達に変装して太宰さん直属の部下になればいいんだよ!」

A『成程…新人は1年通して何時でも来ますからね。変装がバレなければ行けるかもしれません…でも何故私の手助けをしてくれるんですか?』

Q「黒砂糖のお菓子の御礼☆…それに…」

A『それに…?』

Q「僕のした事…知ってるんでしょ?」

A『資料で見ました』

Q「それなのに僕を怖がらなかったから。かな?」

A『皆さんは怖がるんですか?』

Q「…ほとんどの人はそうだよ」

A『別に私は怖くないと思いますけどね』

Q「え?」

A『ポートマフィアには怖い異能力者なんて一杯居ますよ。変人だって多いですし…その位で私がQを嫌いになる理由にはなりません』

Q「皆Aちゃんみたいな人間だったら良かったのにねー」

A『異能力にかかれば太宰さんが解除すれば良いんです。そんな事で怖がるなんて非合理的ですよ』

Q「前言撤回。矢っ張り超合理的な人は森さんと太宰さんとAちゃんだけでいい」

A『そうですか?』

Q「そうだよ」

そう云いながらQはそわそわしている

A『お菓子…まだ食べますか?』

Q「いいの!?食べる!」

A『急いで食べなくても誰もとりませんしほかの人の分はもう作って渡してありますよ』

Q「本当に美味しいよこの黒砂糖のお菓子!!!」

A『なら良かったです』

Q「あ、あと敬語禁止!!!」

A『きゅ、Qまで…!?』

Q「Aちゃんはいい人だから他人行儀なのは嫌なの!」

A『分かったよ…改めてよろしくねQ』

Q「此方こそよろしくねAちゃん!」

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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もったん☆ | 作者ホームページ:ないのです。  
作成日時:2018年8月30日 22時

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