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73話。 ページ26

太宰「さぁ!遠慮なく抱き着き給え!!!」

先程から太宰さんが1歩も引いてくれない…

そう云えばこの間森さんが

森「太宰君の押しが強い時はからかっているからあえてそれをした方が面白いよ!(๑•̀∇•́)و✧」

とか云ってたなぁ…

A『じゃ…遠慮なく!!』

思いっきりでも痛くないように太宰さんに抱き着く

太宰「…ふぇ?」

予想外だったのか太宰さんから変な声が出る

A『如何したんですかー?中也のあれ説明してくださいよ』

太宰さんが真っ赤な顔で答える

太宰「う、うん…そそそうだね!!!説明しようか!!!!」

A『何をそんなに動揺して…あ、胸が当たってるからですか?』

太宰「えと…あの…うん…そう、かな…」

少しだけ離れて手だけを繋ぐ

A『これでいいですか?』

太宰「うん…まだ私的には色々やばいけど…まぁ説明するね?」

A『はい!』

太宰「…あれが中也の異能の本当の姿なんだよ。」

A『本当の姿…?』

太宰「Aの異能で例えるなら腕だけ虎化した状態が何時もの中也、全身を虎化させた状態が今の中也って所かな」

A『へぇー』

太宰「あの状態の中也は自分で制御出来ない代わりに素手で戦車も砕けるし、あの手から出ている玉のような物はは粒子レベルで何でも粉砕してしまう…分かりやすく云うと暗黒空間(ブラックホール)って所かな?」

A『そんなに凄いんですか…』

太宰「ただし欠点もある」

A『…』

太宰「あの状態の中也は自分で制御出来ないって云うのは先程云ったよね?」

A『はい』

太宰「つまり中也自身では解除が出来ないんだ。あの状態になったら最後…死ぬ迄暴れ続ける。私の異能が無かったらね」

A『もしかして2人が【双黒】と呼ばれる様になった切っ掛けって…』

太宰「2人で組織を汚濁で壊滅させた日からだよ」

A『そうだったんですか…』

太宰「…もうそろそろ終わりかな?」

中也の方を見ると先程飛び降りたビルが跡形も無くなっている

A『血が…』

中也は血を吐き、笑いながらまだ破壊を続けていた

太宰「…もう終わったよ。中也」

太宰さんが中也の腕を掴む

中也「ーっ!!!ゲホッゴホッ…手前遅ぇんだよ何時も何時も…!!!」

太宰「Aに説明してたんだけど怪我させる訳には行かないし面白いから一寸離れて見てた。」

中也「手前…タヒなすっ!!!」

太宰「万全の状態じゃない中也から逃げるなんて簡単過ぎてつまんなーい」

A『喧嘩しない!!!』

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もったん☆(プロフ) - 話が出来次第パスワードを無くすのでそれまで待ってて下さい(汗)ご感想ありがとうございます! (2018年11月8日 20時) (レス) id: c140e273f3 (このIDを非表示/違反報告)
玲奈 - 面白かったです!パスワード教えてください! (2018年11月8日 20時) (レス) id: dd34fb9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もったん☆ | 作者ホームページ:ないのです。  
作成日時:2018年8月30日 22時

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