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11歳。俺達は出会って1年経った。
あれから毎日山を駆け回った。
獣を見つけたら俺が狩る。
そうすると2人が目を輝かせる。
これが日常になっていぅた。
そんなある日グルッペンが大きなマント…？
を引きずりながら秘密基地へやって来た。
gr「見ろ！俺達の国の旗を考えた！」
マントだと思っていたものは旗だったらしく、
グルッペンは自慢げに俺達にそれを見せた。
『良いじゃないか』
tn「すごいなぁどこかにつけるんか？」
ここに立てよう！
そう言ってグルッペンは旗の右端2箇所を長くて丈夫そうな木の枝に結んで、地面にさした。
『…グルッペンは本当に国を作りたいんだね』
俺は半分くらい冗談だと思っていたためつい口からこんな言葉が漏れる。
怒りのスイッチだったらまずいな…
グルッペンは俺と目を合わせた後、街を見下ろして、
gr「俺は必ず国を作る！」
そう言った。
グルッペンの目は俺には眩し過ぎるくらい輝いていた。
こいつといたら楽しそう…とか…。
tn「ホンマにすごいな〜目標が高くて…」
トントンは若干呆れながら笑っているが、
グルッペンの夢を否定しない。
gr「トン氏は副総統だ！俺の右腕になれ！」
トントンは基本何でも出来るからな。それが良いだろう。
tn「なんやねん副総統って」
トントンがすかさず合いの手を打つ。
俺はこれが好きでいつも笑ってしまう。
しばらく笑った後、
『じゃあ俺は2人の敵を全部倒すよ』
こう言った。
俺には多分これくらいしか出来ない。
gr「ササキは頼もしいな！俺達に敵無しだ！」
グルッペンも俺の言葉に賛成のようで笑顔を見せてくれた。
gr「この3人で必ず国を作ろう！約束だ！」
俺達は3人で目を合わせて笑い合った。
この2人は俺が山賊だと知ったらなんて言うのだろうか。
いつか言わなければならないことだったが、
嫌われるのが怖くて俺は言い出せていなかった。
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りと - お疲れ様です！何と言ってもあの話が…と言いたいところですが何故か一番好きなのは作者様の敬語でユニークなことを言ってる時ですかね…(何だこいつ)兎にも角にも、楽しませて戴きました！面白い作品を世に放って下さり有難う御座います！！ (7月24日 9時) (
レス) @page50 id: ffe5a6a019 (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - わんぱんさん» そういうことです！読んでいただきありがとうございました！ (2020年11月22日 20時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん(プロフ) - ああああ！！！61とか紛れ込んでると思ってたがそういう事か！すごい面白かったです！感動しました！素敵な作品ありがとうございました！ (2020年11月20日 7時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - れいんさん» ありがとうございます…！ (2020年4月23日 19時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
れいん - お疲れ様です。とても感動しました。 (2020年4月22日 14時) (レス) id: 4d71c550a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月18日 8時
