#7 ページ8
わはははは！！
あぁ実に愉快だ！
初めて見る顔だからと言って舐めてもらっちゃ困る。
いや、舐めてもらった方が稼ぎやすいしいいか。
両脇の女性にクリス様とか言われていた男性も呆気なく撃沈。
彼の両脇にいた女性は今はもう俺の両サイドにいる。
香水がキツいな。
対戦相手がいなくなった俺のテーブルは周りがただ盛り上がるだけの場と化していた。
……もう誰も挑んでくれなそうだし帰ろう
そう思って立つために机に手をついたとき
？「俺とやろう！」
目の前には爛々とした目で大量のチップを持っている
この国の総統、グルッペン・フューラーだった。
『ふふ…貴方が相手なら、少しは楽しめそうですね』
俺は座り直す。グルッペンとの賭けを断る訳がない。
gr「ああ！存分に楽しませてやるさ！"ポーカー"でな！」
ポーカーは俺が最も好きなゲームだ。
『あぁ。良いだろう。この勝負乗ってやるよ』
3戦して最後に多く手元にチップの残っていた方を勝ちとするルールで行おう。
そう言うとグルッペンも同意してくれた。
互いの手元に5枚のカードが配られた。
.
2ペア…か。
グルッペンの表情を見るが、寸分たりとも動かない。
さすが軍を率いているだけあるな。
『1000だ。』
俺は手始めに1000チップ賭ける。
gr「俺は20,000だ！」
強気だな。ここは降りずにカードを確認して
相手がこの思考に至るパターンを考えよう。
『乗った。賭けよう。』
A 2ペア
グルッペン 1ペア
……？！1ペアであの自信か……？！
グルッペンの賭けていた20,000は俺に渡った。
こいつ…弱くても強気に出て相手を降りさせる…
おそらくそんな戦い方だな。
2戦目
スタートの時点で俺の手元には8,000,000
グルッペンの手元には10,000,000
1戦目のようにチマチマやってても勝てない。
…フルハウスか。
『500,000だ』
周りがざわめく。
グルッペンはここで弱くても乗ってくるはずだ。
さぁ、来い…！
gr「良いだろう。900,000」
観衆のざわめきも大きくなる。
『追加は無しだ』
gr「私もだ」
俺らの雰囲気に気圧されながらもディーラーは
俺たちのカードを開く。
A フルハウス
グルッペン 2ペア
……やっぱり。賭けられた金は俺の元へ来る。
軍の最高指揮官もこの程度か。
1パターンのハッタリ。つまらないな。
この時俺はグルッペンの怪しい空気に気がつかなかった。
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パンダの鏡 - えっえっどうなるの? めっちゃ興奮して来たー(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 続き読んできまーすヾ(๑╹◡╹)ﾉ" (2022年1月9日 9時) (
レス) @page50 id: 861cbe94f0 (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - あの...もしかしたらなんですが、公開する順番とか番号間違えてませんか？こちらの間違いだったらすみません(>_<") (2020年3月18日 9時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - 2525さん» ありがとうございます！！ (2020年3月18日 8時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
2525(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます (2020年3月18日 0時) (レス) id: 4197fe5253 (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - 2525さん» 普通に間違えてました！ご指摘ありがとうございます！夜更新をする際に直させていただきます (2020年3月17日 13時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月8日 14時
