#26 ページ28
gr「さて」
会議室にグルッペンと幹部の皆さんが集まった。
もちろん俺も集められていた。
グルッペンが俺を全員に紹介するらしい。
…どんな反応をされるのだろうか。
gr「こちら、元世界最重要指名手配犯の
A=スコール、基A=クラウディだ。
今日からここの幹部に復帰する。仲良くしてやれ」
幹部全員がざわめく。
gr「質問のある者は言ってくれ。Aが答えよう」
急に丸投げされた気分だ。
sho「…はい」
シャオロンが手をあげ、グルッペンが指名する。
sho「そいつが俺らを殺さない保証はあるんか」
その疑問が浮かぶのは不自然ではない。
グルッペンが答えてやれ、という目で見てくる。
これはグルッペンの口から言った方が信用度が高いだろうに…
『殺しません。私はこの2人との約束を果たすための
小銭稼ぎとして暗殺者、盗賊として動いてきました。
ですが、この2人と再会できました。よってもう裏切る必要がありません』
これで信じてもらえるものなのか？
sho「そうなんや。じゃ、安心出来るわ！よろしくな！」
こいつは人を疑う、という行為を知らないのだろうか。
shp「はい。何で昨日はあんなことしたんすか」
普通に入るだけじゃダメだったのか、と聞いてきた。
はぁ。こう思われるのは必然だったのに。
グルッペンを見ると、不自然に目を逸らされた。
『それは、そこにいるグルッペン様から
��サプライズ的な感じで派手に登場してくれ！��
というメールが届いだためです。私は従ったまででございます』
若干厳しい目がグルッペンに向けられる。
これはトントンも連帯責任らしく、トントンがグルッペンに厳しい目を向けることはなかった。
kn「切られた銃とかどうするん」
挙手の制度は消えたらしい。
『それは御心配無く』
俺が微笑むと全員疑問符が出る。
『こちらをお使い下さい』
俺はキャッシュカードを取り出し、グルッペンに渡す。
gr「どのくらい入っている」
『12年分の貯金でございます。桁が大きくなり過ぎたので数えるのは5年程前にやめてしまいました』
グルッペンは満足そうに笑ってトントンにカードを渡した。
『そして、こちらが』
俺が腕を広げると、手品のようにカードがバラバラと出て来た。
『各国の貴族、国王、商人、兵士、等の個人情報になります』
俺は財布と一緒に個人情報の書いたカードも共に盗んでいた。
2人に会った時に何か役に立てばと思い集めていたのだ。
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パンダの鏡 - えっえっどうなるの? めっちゃ興奮して来たー(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 続き読んできまーすヾ(๑╹◡╹)ﾉ" (2022年1月9日 9時) (
レス) @page50 id: 861cbe94f0 (このIDを非表示/違反報告)
奈飴亜@歌い手色の占ツク民達(プロフ) - あの...もしかしたらなんですが、公開する順番とか番号間違えてませんか？こちらの間違いだったらすみません(>_<") (2020年3月18日 9時) (レス) id: 969193beea (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - 2525さん» ありがとうございます！！ (2020年3月18日 8時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
2525(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます (2020年3月18日 0時) (レス) id: 4197fe5253 (このIDを非表示/違反報告)
さささ(プロフ) - 2525さん» 普通に間違えてました！ご指摘ありがとうございます！夜更新をする際に直させていただきます (2020年3月17日 13時) (レス) id: 328f3541a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さささ | 作成日時：2020年3月8日 14時
