年上彼氏〜four〜

帰れる？ ページ42

「信ちゃん？」


「ん？」


「ここさ、禁煙の部屋なんだよね〜」


「そうなん？」


「うん」






ベッドの縁でタバコ吸ってる信ちゃんを
布団にくるまったまんま見てた






「ベランダあるやん」


「テラスって言って」


「吸ってくるわ〜」


「え〜」





信ちゃんテラスに出て行っちゃったから

着いて行った







「なに？」


「なんでもない」


「そっち煙行くからこっちこい」


「は〜い」


「寒くない？」


「信ちゃんは？」


「平気」


「信ちゃん？私もうすぐ帰れるよ」


「そうやな」


「うれしい？」


「そうやな、うまい飯食えるようになるからな」


「それだけ？」






信ちゃんはニコってして髪くしゃくしゃって





「いますっごいキュンってした♪」


「ふっ(笑)もう中はいるで」


「うん♪」




久しぶりに信ちゃんの隣で寝られるから

なんかドキドキってかワクワクしちゃって寝れない







「も〜、俺寝るで？」


「明日早く帰らなきゃだもんね」


「そうやで」


「ありがと」


「なにが？」


「．．．ううん、おやすみ」


「おやすみ」

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