年上彼氏〜four〜

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あ〜もう全然寝れなかった




もう年齢的にもちゃんと睡眠とらないと
すぐに顔に出るからやばい





ほんとにどうしよう



ちゃんと謝らなきゃな．．．






秋「Aさ〜ん、なにボーっとしてるんですか？」

「あ、うん、なんでもない」

秋「今日変ですよ？」

「ごめんね、大丈夫」




後輩に心配されてるようじゃ話にならないよ、私









よし！東京いこ！朝イチで帰ってくれば大丈夫．．．


じゃない、だってそんなお金．．．


この前新幹線使ったばっかだし







しかたない．．．





『今日、東京いこうと思ったけど
　お財布の事情で断念します。

　信ちゃんにお話があります。
　時間できたらお電話ください 』





「送信！」

秋「彼氏ですか？」

「うん」

秋「一応仕事中ですからね〜」

「今日仕事は終わらせたもん」

秋「うそ！？．．．先輩恐るべし。残りの勤務時間なにするんですか？」

「来週提出の見積書添削」

秋「うっそ〜、来週の？」

「だって今週中のは完璧にしてあるもん」

秋「なんで仕事には呑気さでないんですか？」

「それはそれ、これはこれ」







見積書は明日にして、信ちゃんになんて謝るか考えなきゃ




でもな〜




「秋ちゃん．．．あのさ、どうおもう？」

秋「はい？」

「彼氏怒らせちゃったら、なんて謝るべき？」

秋「怒らせちゃったんですか？」

「うん」

秋「でも〜Aさんってそういうの考えないほうがいいと思いますよ？」

「なんで？」

秋「そんな考えた言葉じゃなんも伝わんないですよ」





でも私、なんも考えないとアホなことしか言えないし．．．

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