年上彼氏〜four〜

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完全個室の居酒屋で、一応信ちゃんと二人きり




「なに食う？」

「う〜んとね、これとこれでしょ？あとね〜、あっ信ちゃん何飲む？生でいい？」

「ふっ(笑)」

「なに？」

「そない腹減ってたん？」

「いや、そうでもないけど〜」

「けど？」

「最近は一人で食べるとか、職場の人とご飯行くとそんなに食べれないから」

「ふ〜ん」

「後輩といってもカッコつけちゃって(笑)信ちゃんといるとね、楽しくてさ」

「ん、ほないっぱい食え」

「うん♪これも食べよ〜」





この居酒屋さんは、お料理美味しくていいよね♪




「そうだ〜信ちゃん！」

「ん？」

「ブラジルどーだった？」

「あ〜、暑かった」

「そんなこと聞いてない！」

「美人多かった」

「うわ〜ナンパした？！」

「しようとしたけど言葉分からんかったから失敗や」

「もったいな〜い」

「あくまで仕事しに行ってたわけやから」

「そっかそっか(笑)」

「はい、これお土産」

「え？ほんとに？！」





開けてみると、



「わ〜キレ〜」

「天然石やって」



天然石のピアス



「いいの？！もらって」

「もらってくれな困る」

「謹んで頂戴いたします」

「ん、」








そして、信ちゃんといると楽しくて、つい飲みすぎちゃう



「すいませ〜ん！コークハイおかわり！」

店「は〜い」




「飲みすぎちゃう？」

「そんなことないよ〜」

「明日仕事は？」

「あるよ〜」

「今日はもう終わりな」

「え〜！！」

「俺も明日仕事やし」

「．．．そっか、何時に帰るの？」

「今日の最終に間に合えばええかな」

「え？．．．今日中に帰っちゃうの？」

「おん」




てっきり、泊まっていくんだと思ってた．．．




だから昼間のうちに毛の処理とかいろいろ準備して
わざわざ下着もかわいいのにしたのに．．．




まぁそれもあるけど、一緒に居られるもんだとばかり思ってたから
なんていうか



「そんな寂しそうな顔すんなや」

「うん」

「しゃーないやん、明日早朝やねん」

「うん」




そうだよね、しゃーない。しゃーない




運ばれてきたコークハイを流し込んだ

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